フィリピンは日本からも近く時差も少ないことから、旅行や留学先に人気の国です。
アジア屈指のビーチリゾートであるセブ島もあり、ハネムーンや初めての海外旅行にフィリピンを選ぶ人も多いのではないでしょうか。
この記事では、初めてのフィリピン旅行でも失敗しないで楽しめる情報をお伝えします。
ぜひ参考にしてくださいね。
フィリピン旅行で気をつけるべき5つの注意点
フィリピンに旅行にいくなら、衣食住や治安などに不安もありますよね。
フィリピンは日本ほど治安は良くないので、注意が必要です。
事前に知っておきたい注意点を紹介します。
フィリピンの治安
ドゥテルテ大統領が行った大規模な麻薬取り締まりにより、フィリピンの治安は以前より良くなりました。
ですがスリや置き引き、ぼったくりや強盗といった犯罪率は日本より格段に多いのが現状です。
- 危険な場所は避ける
- 貴重品から目を離さない
- 夜の外出は控える
- 高価な物はあまり身に着けない
これらの事に気を付けましょう。
ホテルの人や、ツアーガイドなどの現地の人に危ない場所を確認すると安心です。
渡航前には、外務省の海外安全ホームページで危険情報も確認しましょう。
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フィリピンの水とトイレ事情
まず覚えておきたいのが、フィリピンの水道水は飲めません。
飲料水は必ずミネラルウォーターを購入しましょう。
またレストランで出てくる飲み物の氷は、水道水が使われている可能性もあるので注意が必要です。
次にトイレですが、とても衛生的とは言えません。
トイレットペーパーは流さず、備え付けのゴミ箱へ捨てます。
そもそもトイレットペーパー自体が置いていない場合もあるので、ポケットティッシュがあると安心です。
「世界最悪」のマニラ空港
ニノイ・アキノ国際空港(通称マニラ国際空港)は、何度も「世界最悪な空港」でワースト1位に選ばれている空港です。
「最悪」と言われる理由は多々あり、まずはターミナル間の移動の不便さです。
ターミナル間はとても離れており、シャトルバスでの移動が必要。しかしこのバスがなかなか来ません。
さらに空港は不衛生で冷房が効いていなかったり、空港スタッフの対応がいい加減だったりと世界的に見ても評価が低いです。
利用する際には心構えが必要ですね。
フィリピンの交通事情
フィリピンでの移動手段はタクシー以外にも、路線バスのようなジプニー、オートバイに荷台を付けたトライシクルなど複数あります。
しかし、観光客はぼったくりに合いやすいので要注意です。
配車タクシーアプリを利用したり、乗車前によく金額を確認しましょう。
また、フィリピンは渋滞がひどいです。
通勤時間や週末は特に混雑するので、移動の際は時間に余裕を持って行動すると安心です。
フィリピンの治安が良くなってきている
フィリピンの治安は2000年代初めと比べて改善してきています。
理由として、2016年のフィリピン大統領がドラックを厳しく取り締まりました。
取り締まりのおかげで、犯罪率は下がってきています。
今や格安語学留学（セブ島）や観光地として注目をあつめ、治安の悪いフィリピンというイメージから改善してきています。
ともあれ、防犯対策をするのは必須です。防犯対策については「マジでやらかした経験談＆8つの防犯対策」で詳しく解説しています。
日本から5時間！フィリピンの基本情報
フィリピンは7,641の多数の島々からなる国のため、島ごとに多彩な文化や伝統があります。
日本人のようなおもてなし精神があり、「フィリピーノ・ホスピタリティ」と呼ばれています。
そんなフィリピンの押さえておきたい基本情報はこちら。
フィリピンで使える格安eSIMの値段
- 1日間（1GB）：900円
- 3日間（3GB）：1,800円
- 5日間（5GB）：2,600円
- 30日間（30GB）：12,400円
フィリピンへの行き方は？
2024年1月現在、マニラ、セブ、クラークへの直行便があります。
飛行時間は約4時間半〜5時間半となっております。
ANAなどの日系の航空会社からLCC(格安航空会社)まで運航しており、費用を抑えたい人にも便利です。
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フィリピンとの時差は？
＋1時間で、日本より1時間進んでいます。
フィリピンの言語は？
フィリピンの公用言語は、英語とフィリピン語の2つです。
フィリピンでは80を超える言語が話されていますが、小学生から英語を習うため全国的に英語が通じます。
フィリピンの宗教は？
全体の約9割がキリスト教徒です。
フィリピン旅行に必要な書類一覧
フィリピン旅行で必要な書類はこちらです。
- 残存有効期限が6カ月以上のパスポート
- 30日以内に帰国・出国する航空券
- eTravelへの登録
※15歳未満の外国人が親の同伴なしで単独で入国する場合は「宣誓供述書」が必要。
紙での出国カードが廃止され、事前にeTravelの登録が必要になりました。
フィリピン到着3日前(72時間前)より、オンラインで登録可能になるので事前に登録しましょう。
必要書類は状況によって変わるため、渡航前には下記の最新情報をご確認ください。
フィリピン旅行の旅費は往復5万円から！
フィリピンへは「Air Asia」や「ZIPAIR」などのLCC(格安航空会社)が飛んでいるため、時期によっては往復50,000円以下で航空券を購入できます。
また旅行会社によっては、60,000円代でパッケージツアーを販売していることも。
自分の旅行スタイルに応じて、比較してみてくださいね。
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南国フィリピンのベストシーズンは11月～2月
フィリピンは年間を通して温暖な気候で、年間の平均気温は26～28℃です。
雨季・乾季・暑い乾季と3つのシーズンに分かれており、乾季の中でも過ごしやすい11月～2月がベストシーズンです。
- 雨季 6月～10月
- 乾季 11月～2月
- 暑い乾季 3月～5月
日本と比べると湿度が低いため、暑くても比較的過ごしやすいですが、紫外線が強いのでUV対策はしたほうがいいでしょう。
また、店内やホテルでは冷房が強い場合もあるので薄手の上着があると安心です。
雨季はオフシーズンなので航空券やホテルは安くなりますが、7～10月は台風シーズンのため注意が必要です。
フィリピンのおすすめ観光地2選
フィリピンはたくさんの島々からできており、島ごとに特徴があります。
そのため「フィリピン旅行」とひとことで言っても、どの島に行こうか悩んでしまいますよね。
日本人に特に人気のおすすめ観光地を、セブ島とマニラに分けて紹介します。
お気に入りの場所を見つけてくださいね。
フィリピンのおすすめ観光地：セブ島
言わずと知れたフィリピンの人気リゾート、セブ島。
セブ島は青く美しい海と豊かな自然で、多様なアクティビティを楽しめます。
その一方、セブ島の中心に位置するセブシティでは近代的な建物も多く、ショッピングやナイトクラブ、カジノといった娯楽施設も充実しています。
関連記事：セブ島在住者が語る、セブ島での「やばい」経験！治安や危険な目を回避するポイント
ジンベイザメと泳ぐ
セブシティから3時間。
セブ島の南端に位置する「オスロブ」では、一年を通してジンベイザメと泳げます。
遭遇率もかなり高く、野生のジンベイザメと泳げるリゾートは多くないのでセブ島でも大人気のアクティビティです。
＞＞【アクティビティの予約ならハロアク】 口コミ・評判・レビュー｜実際に体験した感想
カワサン滝
こちらもセブシティから南に3時間。
カワサン滝はセブ島最大の滝で、高い透明度とエメラルドブルーの滝壺が訪れる人を魅了します。
またこの滝壺では遊泳や、キャニオニングなどのアクティビティを楽しめ、アクティブ派の人にもおすすめのスポットです。
サント・ニーニョ教会
サント・ニーニョ教会はセブ市内にある、フィリピン最古の教会です。
現地のカトリック信者にとっても重要な聖地であり、毎日多くの信者が参拝にきます。
大聖堂の内部では、美しいステンドグラスや壁画を見ることができます。
訪れる際には、過度な露出は控えていきましょう。
ボホール島
セブ島ではありませんが、セブ島から高速フェリーを使って2時間でいけるボホール島もおさえておきたいスポットです。
豊かな大自然と美しいビーチが広がり、現地の人から「神の小さな島」と呼ばれています。
雄大な丘が広がるチョコレートヒルズや、絶滅危惧種に指定されているターシャは見る価値ありです。
フィリピンのおすすめ観光地：マニラ
フィリピンの首都であるマニラは、正式名称をメトロマニラといいます。
17の行政区域から構成されており、経済成長まっただ中の活気ある大都市です。
そんなマニラはカジノやショッピングモールなどのエンターテイメント施設が多数ある一方で、スペイン統治時代の歴史ある建築物が多く残っています。
サン・アグスチン教会
旧城壁都市・イントラムロス内にあるサン・アグスチン教会は、世界遺産にも登録されているバロック形式の教会です。
隣接する博物館では、聖人が描いた巨大な油絵などの貴重な美術品を見ることができます。
歴史を感じることのできる、マニラで外せない観光スポットです。
リサール公園
マニラの中心にあるリサール公園は、58万平方メートルもの広さがある芝生と噴水の美しい公園です。
独立運動の英雄であるホセ・リサールの記念碑は、市内でも人気のフォトスポットです。
また、園内には博物館や水族館、日本庭園などもあり観光客でにぎわっています。
オカダ・マニラ
カジノ総合リゾート施設のオカダ・マニラは、総工事費40億ドルの最先端のエンターテイメント施設です。
ホテル、カジノ、高級レストラン、ナイトクラブの他に室内プールやキッズエリアもあり、非日常を味わえます。
フィリピンの絶品グルメ4選
フィリピン料理は、日本ではあまり馴染みがないですよね。
暑い国ということもあり、酸味のある料理が多いのが特徴です。
醤油やオイスターソースなど、日本でも馴染みのある調味料を使っているので、日本人の口に合う料理が多いです。
レチョン
結婚式などの祝いの席には欠かせない豚の丸焼きです。
ニンニクや玉ねぎなどの香辛料を詰め込み、1日かけてじっくりと焼き上げます。
香ばしくパリパリに焼けた皮と、肉汁たっぷりのお肉は絶品です。
シシグ
豚肉や玉ねぎを細かく刻み、醤油、ニンニク、酢、唐辛子で炒めた鉄板料理です。
脂っぽく、濃い目の味付けなのでご飯やお酒のおつまみにもピッタリです。
フィリピンでも人気のB級グルメです。
アドボ
豚肉や牛肉を醤油、ニンニク、酢、胡椒と煮込んだ、フィリピンの家庭の味です。
酸味のある柔らかい肉は日本人にも食べやすく、ご飯がすすむ一品です。
家庭によって、味付けや具材が異なります。
ハロハロ
南国フィリピンにぴったりの代表的なデザートです。
ハロハロはタガログ語で「ごちゃ混ぜ」を意味します。
ウベという紫芋のアイスに、ゼリーやフルーツ、豆などをトッピングして混ぜながら食べるデザートで、見た目もかわいいです。
まとめ：フィリピン旅行では細心の注意を、そして最高の思い出を！
日本からわずか5時間で行けるフィリピンは、物価も安く時差ボケの心配もないので旅行先におすすめの国です。
大自然を満喫したり、歴史を感じたりと色々な楽しみ方があります。
今回紹介した点に注意しながら、初めてのフィリピン旅行を楽しんでくださいね。
質問コーナー
まずは興味のある項目をクリックしてみましょう。
よくある質問（Q＆A）
Q.ツアーと個人旅行ってどっちがいい？
初めての海外旅行なら、ツアーがおすすめです。
とはいってもツアー・個人旅行、それぞれにメリットとデメリットがあります。
| ツアーの特徴 | 個人旅の特徴 |
|---|---|
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ツアーを利用しても、ぶっちゃけ個人旅行と値段も変わりません。（お金の使い方で変わってきます）
初めての海外旅行で自由を求める人もそんなにいないはずです。そのため、少しでも不安要素を取り除きたい人はツアーを利用すると良いでしょう。
※予約はキャンペーン期間中がおすすめです。全然値段違います。
Q.海外って眠れないって聞くけど..。
飛行機・海外（現地のホテル）で、なかなか眠れないという声をよく聞きます。
実際僕も日本と現地の時差や慣れない安宿に泊まると全く眠れませんでした。
これにはしっかりとした原因があります。
寝られない時の原因
- センシティブ・スリーパー
- 時差ボケによる睡眠不足
- 海外の食事による睡眠不足
- 寝泊まりするホテル選びのミス
これらを解決したり、睡眠グッズを持参していくことで僕の場合は解消されました！
不眠を改善できる睡眠促進グッズ10選Q.海外旅行って犯罪が多いの？何に気をつけたらいい？
海外では詐欺・窃盗・強盗・ぼったくりなどが多発している地域があります。
外務省の安全ホームページを確認するのと、「たびれじ」に登録しておくと、渡航先の最新情報をチェックすることができます。
また、犯罪は防犯意識と防犯グッズでも対策することができます。詳しくは下記の記事で解説しています。
危険を回避できる防犯グッズについて知るQ.英語できないんだけど、大丈夫？
英語ができないことは海外旅行程度ではそれほど問題になりません。
海外のコミュニケーションで1番大事なのは気持ちです。
ジェスチャーや中学生英語でも十分なんです。
ただ、「少しでも英語を勉強しておきたい」「コミュニケーションで困りたくない」という人は下記の記事を参考にしてください。
海外旅行で役立つ英語本をジャンル別で徹底解説！独自の勉強法も紹介！Q.海外旅行に何を持って行ったらいいの？
初めての海外旅行なら、全てが大事な気がして、どれを持って行けばいいのかわからなくなりますよね。
でも実は海外旅行の持ち物は最低限でいいんです。
荷物を軽くすることだけを考えておきましょう。
持って行けないものや、機内に持ち込みができないもの・税関で止められるものもあるので、そこは注意しておきましょう。
初めての海外旅行の持ち物チェックリスト28！注意点も解説Q.初めての海外旅行ならどこの国がおすすめ？
初めての海外旅行でおすすめな国はありません。
というのも、おすすめの国が多すぎるからです。
どの国がいいかわからなくなった時は、まずあなたの旅行の条件を考えてみるといいでしょう。
これを決めるだけで、渡航先は一瞬で決まります。
初めての海外旅行おすすめランキング！シチュエーション別に厳選33カ国を紹介！Q.どのサイトから予約すると安いの？
エアトリのアプリから予約するのがおすすめ！
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