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【海外】発展途上国でボランティアするメリットとデメリット|大学生なら絶対に一度は行っとけ!

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発展途上国でボランティアに行きたい!でも勇気が...

こんな悩みのお持ちのそこのあなた!

僕も、初めて発展途上国のボランティアに行くまえは不安で押し潰されそうでした。

ただ、海外ボランティアに行ったことがきっかけで世界が大きく変わりました。

そこで本記事ではそんな気持ちを発展途上国のボランティアに関心のあるあなたにも感じてもらうために、海外ボランティアの極意を伝授します。

この記事を読めば、あなたも発展途上国のボランティアに今すぐ行きたくなるだけでなく、海外ボランティアのメリット・デメリットも理解できるはず!

長谷部駿
56カ国制覇したノマドワーカー
ベーコン
学生時代に56カ国をバックパッカーした旅が生きがいの男。もちろん留学・ワーホリ・国際ボランティアなどを経験済み。しかし、帰国後、海外の楽しさのせいで「働きたくない病」にかかる。大学院に逃げ込むも追い込まれたあげく見つけたのが「ノマドワーク」。現在はどこにいても稼げるスキルを身につけ、海外好きの人に伝授する活動をしている。

発展途上国でボランティアって?大学生のあなたに伝えたいこと

発展途上国の子供たち

発展途上国でボランティアすることは、特に大学生にとっては魅力的ですよね。

海外でボランティアと言ったら、色々なことを想像して、ワクワクしたりもするはず。

しかし、教育・インフラ・農業・スポーツなどのインフラが整っていない国でできることは限られています。

何が言いたいかって、多くを求めすぎないことが海外ボランティアでは大事だということです。

あなたの得意分野で、できる範囲で国際協力することが、あなたにとっても、あなたのボランティアを必要としている人のためにも大事なことです。

そしてもう一つ大事なことは、ボランティアを受ける現地の人の求めてることを理解することです。

お金が欲しいのか。手伝って欲しいのか。アイデアが欲しいのか。

そこには多種多様なニーズがあります。

それを読み取って初めて「ボランティア」になります。

ボランティアは相互関係があって初めて成り立つもの。

そこは常に意識するようにしておきましょう。

発展途上国で大学生がボランティアする7つのメリット

メリット

発展途上国でボランティアする7つのメリットを紹介します。

もし海外ボランティアに行くかどうか悩んでいる人がいたらきっと背中を推すことができるはずです。

では見ていきましょう。

”普通”じゃない経験ができる

発展途上国でのボランティアの経験は一般的には普通ではありません。

学部によって周りのみんなが海外ボランティアをしているなんて状況を除けば、ですが。

ここでの普通じゃない経験とは、海外ボランティアでの経験はその国や地域ですることによって変わってくるからでもあります。

あなただけの、あなた以外にはできない経験です。

あなただけの経験はあなたの考え方や感性にも影響します。

普通の学生生活を送っているよりも、何倍も価値のある経験にすることもあなたの行動次第で可能になるというメリットがあるのです。

海外の友人ができる

海外ボランティアに行くと、外国の友人ができます。

自分にはない感覚や価値観、そして、日本人以外で外国の友人がいるって聞くだけで憧れますよね。

外国の友人ができると、海外の色々な状況、その地での考え方や文化を学ぶこともできます。

将来の幅が広がる

海外ボランティアに行くと、将来の幅が広がります。

その理由は、他の人がしていない経験をしているからです。

海外に行くことは、当たり前にできることではありません。

それなりの勇気と行動力が必要です。

企業に就職するにしても、自分で事業をするにしても、その経験が有利になったり、アイデアがひらめくきっかけになったりします。

自信がつく

海外ボランティアに行くと自信がつきます。

なぜなら、その地での経験は必ず活きるからです。

そのためには、もちろん目的を持って行かなければなりません。

社会を変えたい。教育を普及させたい。貧困を無くしたい。

なんでもいいです。それが達成できなくても、その目的に向かって行動したということに意味があります。

誰が何を言おうと、その事実は変わりません。

自信がつく。これは海外ボランティアでも大きなメリットとも言えるでしょう。

経験談を知り合いに話せる

海外ボランティアの経験は知人、友人、家族、学校で話すことができます。

他の人がしたことない経験をすることは話しがいがあるものです。

それ以外にも、あなたと同じような経験をした人に話せば、あなたのこれからの活力にもなります。

海外ボランティアの経験をしたからこそ、その話を話せる場というのもでてきます。

国際的な話題に関心を持つようになる

海外ボランティアに行くと、国際的な話題に関心を持つようになります。

国際的な話題に興味を持てるようになると、世界情勢を理解したり、世界の経済に関心を持ったり、世界の文化に敏感になっていきます。

そうなると、あなたが今まで見えていなかった視点で物事を考えるようになれたり、あなたが本当にしたいことや、やりたいことも明確になる可能性があります。

日本は遅れている、とニュースやSNSでもよく見かけます。

国際的な話題にどれだけ早く乗ることができるのかは、話題に関心を持つことから始まります。

英語ができるようになる

海外ボランティアでは基本的には英語を使います。

もちろん、現地語でもコミュニケーションも大事なのですが、汎用性があるのはやはり英語です。

海外ボランティアでは英語が必要なので、絶対に触れないといけないことになります。

英語は言語なので、1番大事なのは「慣れ」です。

普段から友人や周りの人と会話することで個人差はありますが、2週間程度でリスニングができるようになります。

やはり、僕の場合は海外ボランティアに行くと決まってからはより勉強したのを覚えています。

意識を変えるきっかけにも海外ボランティアはもってこいです。

発展途上国で大学生がボランティアする3つのデメリット

デメリット

ここでは発展途上国でボランティアする3つのメリットについて紹介します。

これから海外ボランティアへ行くことを検討している人は、しっかり読んでみてください。

危険が伴う可能性もある

海外では日本と違い犯罪の被害に遭う可能性が増えます。

特に発展途上国においては、貧困の影響も加わって、盗難・詐欺・強盗が起こります。

外務省の安全ホームページで危険度をチェックすることができるので、渡航前には確認しておきましょう。

>>海外旅行は防犯が命!危険を回避できる8つの対策と防犯グッズ5選を紹介!

最低限の語学は必要になる

海外ボランティアでは最低限の英語は必要になります。

僕自身初めてのボランティアで、英語が全く話せず、本当に後悔した記憶があります。

(それが原動力になり、留学・ワーホリ、バックパッカーに行くことができたのですが...。)

当時TOIEC750スコアも所持していましたが、全く話せなかったです。

英語の学習は最低限しておくといいでしょう。

もちろん、英語だけが大事なのではなく、コミュニケーション力やジェスチャーもそれと同等に大事なので、あまり心配しすぎる必要はないでしょう。


想像より思い通りにはいかない

海外ボランティアに行こうと思っている人に言うことではないかもしれませんが、想像よりも思い通りにはいきません。

初めてなら特に渡航先の文化や常識、人間関係から構築していく必要があります。

そうしているうちに、ボランティアの期間が終わってしまう、なんてことはよくあります。

元JICA協力隊の友人は「行ってから1年は何もできなかった」「帰る少し前にやってきたことが形になってきたのに」

と話していました。

JICA協力隊の期間は2年間もあります。でも、そうなってしまうのです。

あまり多くを求めすぎない。自分のできる限りのことをする。

そしてその結果を受け入れることが大事になります。
(自分も後で色々な人から言われましたが、どんな形で終わろうと、絶対にボランティアをされる側からしてもいい経験になっているはずです。安心してください)

【今すぐにもできる】ボランティアの種類と内容

国際ボランティアの画像

ここではボランティアの種類について解説します。

ボランティアは発展途上国に赴き、協力、援助するだけではありません。

ボランティアは寄付であっても、国内であっても、とても重要な活動です。

あなたに合う、できるボランティアをすることを心がけましょう。

寄付というボランティア

ボランティアのなかでも、誰でもすぐにできるボランティアは「寄付」です。

僕も、国連UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付ボランティアをしていたことがあります。

この「寄付」によるボランティアは自分がしたくてもできないことを他のボランティアに任せることができます。

正直、たいそうな金額を寄付していたわけではないのですが、自分のそこのボランティアに参加しているという意識をもてたり、活動に関心を持つようになったりします。

実際、海外の孤児院に行った時、「何が1番必要か?」と聞いた時の答えはいつも「お金」でした。

できることが限られているなかで、寄付というのは間違いが少ないボランティアというのは変わりはないでしょう。

日本のボランティアに参加してみる

もちろん、日本国内にもボランティアがあります。

例えば、社会福祉協議会でのボランティア、NPO・会社組織でのボランティアなど。

最近ではオリンピックのボランティアなどもありましたね。

このように少し視野を広げると意外と身近なところから「ボランティア」を始めることができます。

発展途上国でボランティアをしたい!

という熱い志も大事ですが、身近なところから自分に何ができるか?何が向いているのか?を探してみるのは選択肢の一つとして考えてもいいのではないでしょうか?

海外でボランティアに参加する

さぁ、お待ちかねの海外ボランティア!

海外ボランティアはひと言では言い表せないくらい多種多様なボランティアが存在します。

例えば、下記のようなもの。

ボランティアの種類

  • 都市・地域開発
  • 運輸交通
  • 資源・エネルギー
  • 民間セクター開発
  • 農業・農村開発
  • 保健医療
  • 栄養の改善
  • 教育
  • 社会保障・障害と開発
  • スポーツと開発
  • 平和構築
  • ガバナンス
  • 公共財政・金融システム
  • ジェンダーと開発
  • デジタル化の促進
  • 気候変動
  • 自然環境保全
  • 環境管理
  • 水資源・水供給
  • 防災・復興

日本ではそれほど需要のないボランティア活動も海外では超必要とされているなんてこともあります。

そんな海外ボランティアの参加方法もたくさんの方法があります。

有名どころでいうならば、JICAが主催している「青年海外協力隊」「シニア海外協力隊」などが挙げられます。

JICAのボランティアは独特で期間ややること、渡航先が決められており、言語を含めた研修制度もしっかりしているのが特徴です。

費用は無料です。

この他にもNPOが主催するボランティアもあります。NICEなどボランティアの種類が多いNPOもあるので、行きたい国+ボランティアで検索してみるといいでしょう。

ただし、それらの多くは参加費が必要なケースもあります。

ボランティアの内容+自由気ままにボランティアしたい人にはおすすめです。

費用は無料+気ままにボランティアしたい!という人は自身で現地のNPO/NGOに連絡を取り、参加してみるといいでしょう。

問題としてはコミュニケーションやサポートの面で不十分になってしまう可能性があります。

僕自身もインドや南アフリカで突撃のボランティアをしたことがありますが、受け入れてくれるところは多い反面、やることを明確化しておかなくては、正直何もすることができません。

あなたに合う方法で海外ボランティアに参加するようにしましょう。

発展途上国のボランティアは「無料」でも行ける!

上述してきたように、発展途上国でのボランティアは無料で行くこともできます。

JICAなどは厳正な審査はあるものの、受かってしまえばミッチリした研修を無料で受けられる他、派遣中はお給料までもらえます。

そのぶん責任感や、規制は多いそうですが。

自由が好きな僕は現地についてから探したり、日本でアポをとってボランティアに参加させてもらったりしていました。

そのほとんどは無料でした。

ただし、責任の全ては自分にきます。ボランティア中の事故や怪我は責任を負ってくれません。

JICA以外のNPOだったりすると、チームで行動したりサポートしてくれるメンバーがいることがほとんどなので、その点安心できるでしょう。

決めるのはあなたです。

【経験者が教える】海外ボランティア初心者におすすめの5つの国

国際ボランティアの画像

個人的には海外ボランティアは自分で好きな国を選んだほうがいいと思います。

僕は関心のある海外の状況を調べてから渡航するようにしています。

そうすることで、自分に何ができるかイメージしてから渡航することができるからです。

下記で紹介する記事は僕の経験をもとにしたおすすめの国です。

あまり、僕の情報に感化されずに、あなたが行きたい国を探す手段として活用してみてください。

カンボジア

カンボジアで教育を普及させるボランティアに参加していました。

貧困のため働かざるを得ない家庭の子供たちを集めた寺子屋のような場所でした。

そこでは子供たちが字の書き方、語学、一般常識、職業における専門知識などを学んでいました。

僕はその場に馴染めない子とただただ遊んでいただけですが。。

このボランティアで力を入れていた点は、将来性のある教育です。

実際にそのボランティアで学んだことが、リアルの生活でも使えるようにと他のボランティアさんたちと協力して案を出し合ったりしていました。

カンボジアは他にもストリートチルドレンが多い国として知られています。

誰もが教育を受けられ手に職がある社会にはまだまだ時間がかかります。

とてもいい国です。子供の教育に関心のある人は検討してみるといいでしょう。

>>カンボジアのバックパッカーで全財産消滅!二の舞を防ぐための3つの秘訣

マレーシア

マレーシアでは高校生に日本語を教えるというボランティアをしていました。

日本語の需要はマレーシアに限らず、たくさんの国であります。

日本人に生まれてよかったですね。

ただし、問題もあります。

日本語を学び始めた人に日本語で教えるのはかなり難しいです。
(本当の日本語教師ならできるみたいです。)

そのため当時の僕は、低レベルな英語を使いながら、ジェスチャーを使いながら、翻訳機を使いながらの日本語教師でした。

とは言っても、日本語に興味のある学生たちは興味津々!

やりがいを感じる側面もあります。

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インド

インドではあの有名なマザーテレサハウスで生活困窮者の支援的なボランティアをしていました。(通称:死を待つ人の家)

これは日本で予約して行っていてよかったボランティアの一つです。

突撃スタイルでも参加はできるみたいですが、ある程度制限がかけられるようです。

マザーテレサハウスでは生活困窮者の支援以外にも孤児院なども運営しています。

キリスト教なので、それぞれの施設でもそれっぽい儀式をします。

ボランティアに参加する際はキリスト教に反する行為(殺生など)は控えましょう。

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オーストラリア

オーストラリアではホームレスの社会復帰を支援するボランティアに参加していました。

オーストラリア(シドニー)は薬物の蔓延、貧困の関係で都市部には特にホームレスが多いです。

僕が参加したのは炊き出しでした。その中でコミュニケーションを取りながら就労の支援をするといった内容でした。

一歩間違えたり、家庭環境のせいで、ホームレスにならざるを得ない人。

障害があって社会から押し出された人。

そんな人がたくさんいました。

たまたまオーストラリア滞在中のニュースでみて、電話をしてみたのがきっかけです。

他にもオーストラリアでは日本語教師や、柔道のコーチなどのボランティアにも参加しましたが、どこも快く受け入れてくれました。

関心があるボランティアを見つけたら速攻連絡してみるといいですね。

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南アフリカ

南アフリカといえば、アパルトヘイトの問題がありました。

大体的に取り上げられ、日本でもその情報を聞くくらいメジャーなテーマですが、アパルトヘイトの闇は深いです。

僕が参加していた孤児院では8割の子供たちは黒人でした。

白人の子供は孤児になってもすぐに養子として引き取られるとか、そんな話も耳にしました。

正直、この手の話は南アフリカに限った話ではありません。

自分が人種差別をする人間ではないと思っていても、反応的になってしまう部分でもあります。

もはやそう思っている時点で差別していたり、関心の外にあったりするものです。

孤児院のボランティアはどの国でもあります。

僕も、ミャンマー、ネパール、インド、フィジー、南スーダンなどで孤児院のボランティアに参加してきました。

どれも、複雑な問題を抱えています。

そんなボランティアに参加することで、改めてこの社会で自分ができることを考えさせられました。

興味のある人は南アフリカでなくても「好きな国 孤児院」で検索するか、現地で突撃してみてください。

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まとめ:大学生なら発展途上国でボランティアしに行こう!

いかがでしたでしょうか?

発展途上国のボランティアへの興味は増しましたか?

本記事では発展途上国でのボランティアのメリットとデメリットを紹介しました。

メリット

  • 普通じゃない経験ができる
  • 海外の友人ができる
  • 将来の幅が広がる
  • 自信がつく
  • 経験談を知り合いに話せる
  • 英語ができるようになる

デメリット

  • 危険が伴う可能性がある
  • 最低限の語学は必要になる
  • 想像より思い通りにいかない

発展途上国のボランティアの経験はあなたの人生で必ず役に立ちます。

一度きりの学生生活、最高の思い出にしましょう!

それでは!

  • この記事を書いた人
shun

ベーコン

学生時代に56カ国をバックパッカーした旅が生きがいの男。もちろん留学・ワーホリ・国際ボランティアなどを経験済み。しかし、帰国後、海外の楽しさのせいで「働きたくない病」にかかる。大学院に逃げ込むも追い込まれたあげく見つけたのが「ノマドワーク」。現在はどこにいても稼げるスキルを身につけ、海外好きの人に伝授する活動をしている。

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