オセアニア 経験談

大学を休学して留学とワーホリに行ってきた話

オーストラリアのローカルのパブで2週間勤務しました。

「就職」にはある意味でデメリット

実は僕、大学院で文化人類学を専攻している大学院生なんです。どうでもいいですよね(笑)

まぁ実際、コロナになってしまって、海外へのフィールドワークもできなくなってしまったりして結局調査場所は日本っていうね。なんで大学院に来たんだろうとか思うこともありますけど、とりあえず、それおいていて。

今日は僕が大学院に入学した理由と「学ぶということ」についてお話しさせてもらえたらと思います。

僕は大学2年生の時に1年休学しました。なぜかって、就職が目の前にきていて、もう少し遊びたかったからです。笑だめですねぇ。親にも「あんたはいつまで親の脛かじるつもりやねん」って会うたびに言われます。まま、ごめんなさい。

ただ、もう一つまともな理由もあって、大学の期間にできるだけいろいろなことにチャレンジしたかったということです。その当時は大きな範囲で言うと子供の社会問題に関心があって、大学の近くの社会福祉会で中学生の学習ボランティアに参加させてもらっていいました。そんななかで海外にも視野を広げてみたいなという風になって、思い切って休学しようと思いました。

やっぱり一年以上の時間を海外で過ごすと今までの常識とか価値観って変わりますよね。僕が海外で経験したことについては、またの機会にお話しさせてもらいますが、帰国して復学した時に感じたことは、「大学に入学する前に休学しておけばよかった!」です。まぁ休学って表現はおかしいですけどね。

オーストラリアのウルルで観光客案内アルバイト。
時給32ドルで働いて4ヶ月で120万円くらい貯金して、そのお金を使い南アフリカの孤児院でボランティアしてきました。

でも、やっぱり高校生から大学生になるってよく考えたら無謀ですよね。(笑)だって、社会経験も少ない高校生が、専門性を身につける大学に、入学する前に決めなくちゃいけないんですもんね。僕なんて志望大学に落ちまくったあげく、そんなに興味もない学科に入学することになって入学してから一年間くらいは、学校よりアルバイトを優先にしちゃってました。大学ってお金で時間を買ってるようなものなのに、今考えたらもったいなかったですね。

話を戻すと、一年間の休学によって変わった常識や価値観は学ぶことの楽しさに変わりました。海外での生活や体験は机の上で学ぶことと全くもって違っていて、それと同様に
机の上で学ぶことはその生活や経験があるからこそイメージできたり、改めて疑問に思うようになるものです。

そんなこんなで、「やっぱりまだ就職したくないなぁ〜」という気持ちもあったのは事実ですが、もう少し勉強してみたいなぁと思うようになり、大学院に進学することにしました。小学生から大学2年生まで、僕にとって勉強は本当につまらないものでした。

休学やワーホリなど海外生活を知ってしまうと、日本で働くことが嫌になります。これは個人的な意見というよりも経験者の多くは思うみたいです。

また、休学や留学の経験がそのまま就職に有利になるというよりは、その期間の内に何ができるようになったのか、(資格や言語、コミュニケーション能力など)という点が結果的に就職に有利になることがあります。


だってやらされる勉強っておもんないですよね(笑) そもそもいい大学に行くためとか、いい就職先を見つけるためとか、イメージしにくいですし、そのあとの人生は?って考えたらやる気無くなりますよ!(笑)

言い訳はこのくらいにしておいて。何が言いたいかって、人それぞれ大事なものはありますし、譲れないものだってあると思います。それを大事にしてほしいです。それを大事にすることで、今自分に何が必要なのかがわかるようになるのかななんて思っています。

僕もまだまだこんなことを自身持って語れるくらいの経験者ではないですが、僕にとってあの時休学すると決断した当時の自分にはなでなでしてあげれるくらいいい判断だったと今でも思っていますし、勉強することの楽しさ、面白さを感じれるようになった根底には、休学での経験があると思っています。

休学が全てではないですが、当時の僕と同じように考えている人に少しでも後押しできたらいいなぁと思います。もうすでに休学や留学ワーホリを考えている方はぜひ下の記事を参考にしてみてください!直接質問がしたいという方はお問い合わせからご連絡ください。

-オセアニア, 経験談