海外旅行の時、直面する問題の一つに挙がるのが靴問題。
実際に渡航準備を進める時、
「自分の渡航地域にはどの靴が合ってるの?」
「何足もっていけばいいの?」
「そもそも初めての海外旅行で選び方も分からない!」
と悩む方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたの靴問題に関する悩みをこの記事は解決してくれます。
この記事を読めば、海外旅行にどんな靴を持って行くかがわかるはず!
海外旅行で最適な靴を選ぶ3つのポイント
日常であればその日の天気、場所によって靴を選ぶことができますが、旅行では沢山の靴を持ち運びできないですよね。
そのため、どんなシチュエーションでも大丈夫な靴を選ぶ必要があります。
そんな靴選びで抑えておくべきポイント3つをご紹介します。
防水性が備わっている
靴選びで最も重要なのが防水性。
旅行中は基本的に替えの靴がなく、突然の雨で靴の中まで浸水するとせっかくの旅行が台無しになります。
なので、防水性の靴を選ぶことが必須です。
そんな防水性素材としてはCoreTexが最適。
靴にCoretexが使用されているのかどうか確認しましょう。
疲れにくい靴を選ぶ
旅行中は歩行時間や立っている時間が長くなります。
ヒールや革靴などを履いて歩くと、足が疲れ、行きたい観光地に行けなかったなんてことになりかねません。
靴底が衝撃吸収機能付きのものやインソールのクッション性が高いものを選びましょう。
サイズが合う靴を選ぶ
当たり前と言えば当たり前ですが、歩行が多くなる旅行で自分の足に合わない靴を履き続けると、足はもちろん、体の様々な箇所に悪影響が生じ、外反母趾や靴擦れ、むくみの原因になるので自分のサイズに合う靴を選びましょう。
渡航地域の特性で靴を選ぼう
気温が低い地域なのにサンダルでいったりしないですよね?
海外旅行に限らずですが、渡航地域の特性によって最適な靴を選ぶことが必要です。
ヨーロッパ圏や東南アジア圏、砂漠や極寒地帯を例に相性の良い靴を紹介します。
ヨーロッパ圏で最適な靴は?
ヨーロッパは全体的に足場も綺麗に舗装されていて、石畳の道が多いです。
舗装されているぶん歩きやすいですが、石畳みは結構足に負荷がかかります。
パンプスやヒール、コンバースなどの底が薄い靴も避けた方が良いでしょう。
ただ、意外ですが、ドクターマーチンなどのブーツは足の負担を減らしてくれます。
ブーツはファッション的にもヨーロッパとの親和性も高いので季節によってはブーツを選ぶのもいいかもしれません。
東南アジア圏で最適な靴は?
マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、カンボジアなどの温暖でスコールが多い地域は防水の靴を選ぶことが必須です。
また、温暖な気候故にサンダルも選択肢の1つで、現地の人もサンダルを普段履きにしている方が多いです。
ただ、サンダルに関しては家から持っていくのではなく、現地で安く調達するのがおすすめです。現地のお洒落なサンダルを探してみてください。
砂漠や極寒地帯で最適な靴は?
▼砂漠
砂漠の砂は粒子が細かくスニーカーなどの靴では中に砂が入ってくるのでサンダルがおすすめです。
また、砂漠に行った際、素足で砂を感じてみてくださいね。
▼極寒地帯
スノーブーツ一択です。
勘違いされがちですが、スノーブーツは全てに防水性が備わっている訳では無いので購入時に確認必須です。
バックパッカー経験者による靴選びの注意点
バックパッカー経験者の目線から靴選びのポイントを紹介します。
ボロボロな靴を選べ
日本に住んでいるとあまり感じませんが、日本はかなり足場が整備されています。
海外、特に発展途上国では整備が進んでいない地域も多く、靴のソールがボロボロになります。
新品で購入した靴がすぐにダメになってしまう可能性がありますので、現地で捨てても問題無いくらいの靴を持っていくと良いと思います。
安価な靴を選べ
上記の「ボロボロな靴を選べ」で書いた通り新品で買ってもすぐにダメになってしまう可能性があるので、高価な靴は選ばずに安価な靴を選んだ方がいいです。
靴は2足持っていこう
これは同じ系統の靴を2足ということではなく、街履きや用とサンダルの2足です。
ウォーターアドベンチャーに使うことは勿論ですが、サンダルの良いところとして汚れても直ぐに洗えるので持っておくと便利です。
海外旅行でおすすめの靴10選をジャンル別に紹介
せっかくの旅行なんだからお洒落くらいさせてくれ。
そんな声が聞こえてきそうなのでお洒落かつ機能性を持ち合わせた靴も紹介します。
スニーカー編
■New balance610
スニーカーの中でも定番ブランドの1つであるNew balance。
その中でも610はアーバン防水、透湿性が備わっているアーバンアウトドア仕様で、グリップしっかり効いてくれるので、間違いない一足です。
■Nike PEGASUS TRAIL 3
スニーカーの代名詞であるNike。
その中でもPEGASUS TRAIL 3は機能性抜群です。
1番のポイントはミッドソールにリアクトが採用されていて滑らかで弾むような履き心地は雪道でもランニングできるほどです。
■HOKA ONEONE ANACAPA LOW GTX
HOKA ONE ONEはフットウェアを手掛けているブランドです。
フットウェアブランドが手掛かけているだけあって、防水で厚底、長く歩いても疲れることが無いようにできています。
(1,300マイル(≒2,092km)歩く実験をして開発されたらしいです。)
また、企業名はニュージーランドのマオリ族の言葉で「さぁ、飛ぼう」という意味らしく、海外旅行にぴったりです。
ちなみに長時間の歩行が想定される旅行や道路環境が悪い地域では以下のスニーカーはNGです。
NGスニーカー
×コンバース・・・ソールが脆く、凹凸が少ないので非常に滑りやすい。また、防水機能が無いため、靴の中まで浸水する。
×ハイカットスニーカー・・・足への負担が大きく疲れやすくなります。
サンダル編
■mont-bell/ Lock-On Sandals
モンベルのフットウェアシリーズで大人気のサンダル。
素材が柔らかく肌当たりが良いのでストレスフリーな履き心地で、ナイロンベルトがあるので自分のベストサイズにピッタリフィットしてくれます。
また、このサンダルの一番のポイントは軽さと持ち運び安さでMサイズだと180g程で非常に軽く、アウトソールは2cm程と荷物の重量と持ち運びの問題を両方解決してくれます。
■KEEN / ニューポート エイチツー
定番で長年愛されつづけるサンダル。
ソールが厚くしっかりしていて、フィット感もバッチリなので不整備な地面も問題なく歩けます。
実際に履いてみるとサンダルではなく、靴のような履き心地です。
水陸どちらにも向いているのでこの靴があればどんなアドベンチャーにも対応できます。
■CHACO/ Z1 サンダル クラシック
このサンダルの一番のポイントは水辺でのグリップ力です。
凹凸を増やしグリップ性能に優れたアウトソールを使用しています。
旅先でカヤックやサップ等ウォータースポーツをする予定がある方におすすめしたい一足です。
マルチシューズ編
■salomon/ XA PRO 3D
salomonはウィンタースポーツ系のウェアを得意としたフランスのブランドで最近日本でも大人気のブランドです。
MM6等のブランドともコラボしていてファッション・デザイン性が高く街履き用としての支持も高いです。
勿論、アウトドアブランドですので、道や悪天候でも滑らないグリップ力を確保し、高いクッション性を備えているのでアスファルトの衝撃も吸収してくれます。
ヨーロッパ旅行に向いている一足と言えます。
■MERRELL/Moab GORE-TEX M
Moabは強靭なビブラムソールを搭載しており、どんな足場環境でもパフォーマンスをキープしてくれます。
アッパーにメッシュ素材を使用しているので軽量で通気性が良好。
価格も他のマルチシューズに比べてリーズナブルなので、お試しで買ってみても良いかもしれません。
■Mammut/Sapuen Low GTX
Mammutは元は品質・安全性が求められるロープメーカーなので高いクオリティに定評があるブランドです。
ソールが硬すぎ足への負担が軽減される仕様になっており、重すぎず、脆すぎない、グリップ力もあり、バランスのとれた一足です。
女性向けシューズ編
■TRAVEL SHOES by chausser
TRAVELSHOES by chausser はパンプスやローファー、レザーシューズなど旅とは無縁の靴を軽くて歩きやすく雨にも強いトラベルシューズにしてリリースしています。
旅中フォーマルな場面がある人は一足は持っておきたい一足です。
■BENEBIS
人気の10万歩シリーズは旅での経験を基に作られていて、足への負担を軽減するソールや沢山歩いた後の気になる臭いに対して防臭加工などが施されています。
足元に季節感を出しお洒落したい方におすすめしたい一足です。
まとめ
今回は海外旅行の靴について個人的な意見も加えて紹介しました。
不安要素を払拭できましたか?
何を履いていけばいいか分からない場合は基本的に防水性・疲れにくさ・サイズが合っているかこの点を抑えて、渡航地域やあなたの好みに合った靴を選べばOK。
(最悪、紹介した靴から選べばOK)
ベストな靴を履いて素敵な旅を楽しんでくださいね!!