「オーストリアのおすすめ観光地はどこ?」
「オーストリア観光(ウィーン)のモデルコースを知りたい」
オーストリアは、とても魅力的な国です。どこに行っても楽しめます。ですが、初めてだと正直どこをどう巡ればよいかわかりません。
この記事では、初めてオーストリアに行く際に知っておきたい基本情報や、おすすめのモデルコースを紹介します。
この記事で分かること
- オーストリア観光のモデルコース
- オーストリアの基本情報
- オーストリアの観光地
- オーストリア観光の移動手段
この記事を読めば、初めてのオーストリア旅行を満喫できます。
オーストリア観光のモデルコース|4日間
実際に初めてオーストリアを訪れた際のモデルコースと、目安となる予算を紹介します。
このモデルコースは、ウィーンの定番スポットを訪れたい方、音楽に触れたい方におすすめのコースです。
- 教会巡りの日
- ウィーンの音楽を楽しむ日
- ハンガリー・ブダペスト日帰り観光
- 葬儀博物館&街歩き&教会コンサート
※注意:ヨーロッパの物価上昇が激しいため、予算に関しては、一部ご参考にならない点があるかもしれません。
1日目:教会巡りの日
予算:約€80(約12000円)
- カールス教会
- シュテファン大聖堂
- ウィーン旧市街散策
2日目:ウィーンの音楽を楽しむ日
予算:約€200(約30000円)
- 音楽の家
- ウィーン国立歌劇場でオペラ鑑賞
※オペラの値段はグレードによって値段が大きく変わります。
3日目:ハンガリー・ブダペスト日帰り観光
予算:約€150
- 世界遺産の街、ブダペスト散策
4日目:葬儀博物館&街歩き&教会コンサート
予算:約€100(約15000円)
- 葬儀博物館
- カールス教会のコンサート
- 旧市街の散策
このモデルコースがあなたのオーストリア旅行の指標として役に立てれば幸いです!
オーストリア観光モデルコース|日帰り編:ハンガリー&ブダペスト
ウィーンに行かれる方は、隣国のハンガリー・ブダペストに行くこともおすすめします。
ブダペストは、ウィーンから列車で3時間程行った先にあるハンガリーの首都です。
ヨーロッパで2番目に長いドナウ川沿いにある街で、1987年に街全体が世界遺産に登録されました。街はとても美しく、「ドナウの真珠」と呼ばれるほど名高い街です。
ウィーンから行く際、上記で紹介したrailjetが発着しています。列車の本数も多く、非常に行きやすいです。
列車内で国境を越えますが、国境検査がないため、ビザ取得などは必要ありません。なぜなら、オーストリア、ハンガリーは「シェンゲン協定」に加盟しているからです。
シェンゲン協定は、加盟国同士で国境検問をなくし、自由に国境をまたぐことができる協定です。そのため、ブダペストに行く際は、入国書類などの心配はいりません。
※パスポートは身分証明になるため、必ず所持しておいてください。
ウィーンへ訪れた際は、ブダペストにも行ってみましょう!
オーストリア観光のモデルコースで紹介したおすすめ観光地を詳しく解説!
初めてオーストリアに行くのであれば、首都であるウィーン(Wien)がおすすめです。
ウィーンを一言でまとめるならば、音楽を知らない人でも楽しめる街です。
音楽の街と言われているように、街を歩けば必ず誰かが演奏をしています。小さな教会や路上でも、誰しもが音楽を楽しめる素晴らしい場所です。
紹介するオーストリアの観光地も、ウィーンに絞り、音楽に関する観光地を中心に取り上げています。
ここで紹介するのは、以下の6か所です。
- シュテファン大聖堂
- カールス教会
- ウィーン国立歌劇場
- 葬儀博物館
- ヴェートーベンの墓
- 音楽の家
さっそく見ていきましょう。
シュテファン大聖堂
シュテファン大聖堂は、ウィーンのシンボルと言っても過言ではないでしょう。
ウィーンに来たならここは訪れるべき場所です。
街の中心に位置する大聖堂は、12世紀半ばに建設されました。内部は見どころに溢れており、教会特有の美しいステンドグラスや広々とした空間だけではなく、カタコンベもおすすめです。
カタコンベとは、地下にあるお墓のことです。大聖堂のカタコンベにはペストで亡くなった2000人の遺骨が埋蔵されています。
もちろん、教会についてあまり知識が無い方でも大丈夫です。大聖堂ではガイドツアーが毎日開催されています。
大聖堂に行って、キリスト教の文化に触れてみましょう!
カールス教会
カールス教会は、ウィーンの旧市街にある教会です。
特に、教会でコンサートを聴いてみたい方におすすめします。
カールス教会は、18世紀にペスト撲滅を祈願し建設された教会です。
中でも、建築様式はとても魅力的です。この教会は、バロック建築と呼ばれる建築様式が取り入れられました。特徴は、建物のデザインに加え、内装にも絵画や彫刻を取り入れ、多様性が強調されていることです。
そして、カールス教会は、毎週のようにコンサートを開催しています。非常に訪れやすいコンサートで、ドレスコードも必要もありません。
カールス教会で、是非コンサートを楽しみましょう。
ウィーン国立歌劇場
ウィーン国立歌劇場は、世界で最も重要なオペラハウスの1つです。
ヨーロッパ屈指の劇場でオペラを聴きたい方にはおすすめします。
ウィーン旧市街の中心に位置しています。ほぼ毎日のようにオペラやバレエが行われており、コンサートのレパートリーも豊富です。
こちらに行く予定の方にアドバイスです。オペラを見る際は、ドレスコードが必要になります。半袖短パンの服装は好ましくありません。
しかし、だからといってジャケットを持っていく必要はありません。インフォーマルな服装でも大丈夫です。男性であれば、襟付きのシャツと長ズボン、女性であればブラウスやスカートなどを着ていけば大丈夫です。
葬儀博物館
ウィーンの葬儀の歴史、そして死について学べる博物館です。
葬儀博物館は、普段触れない内容を考える素晴らしいきっかけを提供してくれます。
葬儀博物館は、「死」をテーマにした博物館です。ウィーンの葬儀に関する解説や、棺、デスマスクなどが展示されています。
日本では、こういった博物館はなかなかありません。なぜなら日本では、死について語ることは縁起の悪いとされているからです。
したがって、葬儀博物館に行くことは、普段考えない「死」について見つめる貴重な体験となるでしょう。
ベートーヴェンの墓
ベートーヴェンは、ウィーンの郊外で安らかに眠ります。
特に音楽史を知っている方にはおすすめの場所です。
ベートーヴェンのお墓は、ウィーン中央墓地にあります。彼は音楽史における重要人物の1人です。20代からこの世を去るまで、ウィーンを拠点に活躍していました。また、古典派音楽の先駆者として、後の音楽家に大きな影響を与えた人物です。
しかし、20代後半から耳の不調を抱え、晩年には何も聞こえない状態にまで陥りました。それにも関わらず、彼は作曲を続け、名曲を数多く残してこの世を去りました。
ウィーンにはベートーヴェンに関する施設や記念碑が数多くあります。
したがって、お墓を含め、ウィーンはベートーヴェンを知りたい方にはおすすめの場所です。
音楽の家
音楽の家は、音楽を歴史と科学の観点から楽しく学べる博物館です。
特に、音楽をこれまでに勉強してこなかった人にオススメします。
音楽の家の特徴は、アトラクションを楽しみながら音楽について学べることです。
中でも一番の人気は、指揮官を体験できるアトラクションです。スクリーンに向かって指揮棒を振ると、そのリズムに合わせて団員が演奏をしてくれます。しかし、上手にやらないと、団員が演奏を辞めてブーイングされます。
遊び心満載の音楽の家で、音楽を楽しみましょう!
ウィーンはその名の通り、音楽にあふれた素晴らしい街です。これらのスポットを巡れば、初めてでもオーストリアを満喫できます!
オーストリア観光に行く人からよく受ける質問
オーストリアは、中央ヨーロッパにある国です。
国土の大半はアルプスの山岳地帯で、観光地、そして保養地が豊富にあります。
オーストリアの首都は、ウィーンです。音楽の街として知られており、音楽家として有名なベートーヴェン、モーツァルト、フロイトなどが活躍していました。
オーストリアへの行き方は?
オーストリアへ行く手段は、飛行機がベストです。
日本からは、成田空港、羽田空港からウィーン行きの直行便が就航しています。
飛行時間は約12時間です。
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オーストリアと日本の時差は?
オーストリアと日本の時差はー8時間で、日本よりもー8時間遅いです。
サマータイム実施中は、ー7時間になります。
オーストリアの言語は何語?
オーストリアの公用語は、ドイツ語です。
しかし、ドイツ語を話せなくても問題ありません。英語も通用します。公共施設や観光地では、英語を話せる人が多いです。
オーストリアの通貨は何?
オーストリアではユーロ(€)が使われています。
2024年現在、1€は日本円で157.8円です。
オーストリアにビザは必要?
2024年現在、日本国籍をお持ちの方であれば、ビザの取得は免除されます。
ただし、下記の条件を2つとも満たす必要があります。
- 6ヶ月未満の滞在
- 滞在目的が観光であること
・オーストリアの費用はいくら?
推定ですが、50万円程あれば1週間は滞在できます。
内訳
飛行機代:約25万円
滞在費:約12万円
宿泊費:約10万円
その他費用(海外旅行保険など):約2万円
※ヨーロッパは現在物価上昇が激しいです。そのため、あくまでもご参考程度に解釈してください。
オーストリアでの通信は?
オーストリアの通信はトリファのeSIMがおすすめです。
7日間(1GB)が530円。3GBでも1170円です。
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eSImについては「海外旅行でおすすめのeSIM」で詳しく解説しています。
オーストリアのベストシーズンは?
オーストリアのベストシーズンは、目的によって変わります。
基本的には、5月から9月までがベストシーズンです。
この時期は夏季と呼ばれ、温暖で過ごしやすいです。
一方で、ウィンタースポーツをする場合は、冬に行くことをお勧めします。
目的に合わせて、行く時期を決めましょう。
オーストリアの移動手段は?
続いては、オーストリアの移動手段について紹介します。
紹介するのは以下の3つです。
- 地下鉄
- トラム
- railjet
地下鉄
市内中心部を移動するなら、地下鉄がベストでしょう。
ウィーンの地下鉄は、U bahnと呼ばれています。U bahnは、ウィーンの歴史地区を網羅するように走っているため、移動には最適の手段です。
また、列車の本数も日本並みに多いです。5分から10分間隔で走っています。
さらに、運が良ければ、地下鉄の駅構内や車内で路上ライブを観ることができます。
地下鉄に乗って、ウィーンを快適に移動しましょう。
トラム
トラムも同様に、市内観光にベストな乗り物です。特に、葬儀博物館に行かれる方には、トラムをお勧めします。
トラムも地下鉄と同様に、ウィーンの街を網羅しており、移動には最適です。
ですが、地下鉄と異なり、道路を走ります。まれに渋滞で時間通りに目的地にたどりつけないこともあります。
したがって、トラムに乗る際は、時間に余裕をもって移動しましょう。
railjet
オーストリアの各地を旅行したい方、隣国への旅行を考えている方におすすめです。
railjetとは、オーストリア鉄道(通称ÖBB)が運行している特急列車です。列車は、都市と地方を結ぶだけではありません。ウィーンからはイタリアやスイス、ハンガリー、チェコ方面への便も数多く発着しています。
クラスは3種類あります。下から順に、2nd、1st、ビジネスの3つです。車内には簡単な食事を出すビストロもあるため、移動中でも空腹には困りません。
railjet に乗って、快適な移動を過ごしましょう。
オーストリアは交通手段の発達した便利な国です。ぜひともこれらの列車をご活用ください!
まとめ:オーストリア観光は3泊4日で十分楽しめる!
オーストリアは、観光にも芸術にも魅力的な国です。なかでもウィーンは音楽を知らなくても楽しめます!
また、国内の交通網だけではなく、隣国への交通網も発達しているため、他国への旅行もしやすいです。
当記事があなたの旅行の参考になれば幸いです。
オーストリアで良い旅をお過ごしください。