セブ島はフィリピンのビサヤ州に位置するリゾート島で、フィリピンの中でも特に美しいビーチやダイビングスポットが多く、観光客や留学生が年中訪れることで有名です。
また近年マクタン島の国際ターミナルがリニューアルされたことから、今後更に多くの外国人がセブ島に訪れると期待されています。
そんな魅力的なセブ島の『治安』の部分はどうなのかと、留学や観光を予定されている方はあれこれ気になるかと思います。
この記事では、セブ島在住者が語る、セブ島での「やばい」経験！治安や危険な目を回避するポイントを紹介します。
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セブ島はやばい？危険な犯罪手口を5つ紹介
セブ島は日本では馴染みのない犯罪手口などもあります。
この章では、その犯罪手口について紹介します。
1、美人局（売春）
セブ島での売春行為は禁止ですが、美人局（つつもたせ）という未成年の売春行為があります。
主に男性に被害の多い犯罪手口でフィリピンではセットアップと呼ばれています。
こちらはグループでの犯行が多く、身に覚えがなくても「未成年者が襲われた」というような未成年者との性行為が脅しのネタにされます。
更に警察や弁護士を装い、言い逃れできない状況へと追い込まれていき大金を要求されます。
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2、スリ・盗難
セブ島では観光客や留学生を狙ったスリ・盗難が頻繁に発生します。
私がセブ島留学していた頃にも友人の財布が盗まれたり、携帯が盗まれたりと毎週のように物を取られる被害がありました。
スリ・盗難でよくあるケースが集団の子供たちが物乞いのために観光客や留学生の回りを囲み、そのすきにポケットから物を奪うことです。
グループを組んで犯行に及ぶ、非常に巧妙な手口でスリ・盗難をおこなってきます。
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3、トランプ詐欺
あまりなじみのない犯罪ですが、とても有名な犯罪手口の1つです。
ショッピングモールなどでいきなりフィリピン人に声を掛けられるのが始まりで、仲良く話した後に「時間があるなら遊びに来ない？」と家に連れていかれます。
その後、複数人がいる家に連れて行かされ、トランプゲームでギャンブルをさせられるという手口です。
カードゲームはあらかじめ負けるようにイカサマをされており、数万円～数十万円にも及ぶ請求をされます。
4、睡眠薬強盗
お酒や飲み物に強い睡眠薬を入れて被害者を眠らせている間に、財布や携帯、クレジットカードを盗み取る手口です。
こちらもトランプ詐欺と同じでショッピングモールあるいは観光名所などでフィリピン人が声を掛けてきて、「ゆっくりお話しができるところに行こう」とレストランや家に誘われます。
話が盛り上がりビールなどを飲み続けるといつの間にか眠っており、気が付けば話し相手はおらず現金や高価なものが無くなっています。
4、ぼったくりタクシー
いままで紹介した「やばい」犯罪手口のなかでもダントツで被害の多いのがこの「ぼったくりタクシー」です。
タクシーメーターを止めたまま行き先を聞かれ値段交渉を持ち掛けられます。
メーターを利用するように頼んでも「お客が少ない場所だから帰るためのお金が欲しい」と通常の料金に上乗せしてお金を取ろうとしてきます。
更に悪質なのがメーターの料金設定を変更しており、前に乗せた人の払い終わった後の代金からメーターを使う運転手もいます。
セブ島観光・留学で注意すべきポイント＆危険を回避するポイント！
正直なところ、外国人というだけで目立ってしまい犯罪に巻き込まれてしまうのが大半なのですが、被害を最小限にするためにも下記のような点に注意し危険な目を回避するよう心掛けてください。
- 貴重品は常に身に着け、視線から離さない。
- バッグは背中や脇に抱えるのではなく、前面に持つ。
- 財布やパスポートは、ポケットに入れずにカバンに入れておく。
- 人混みや暗い場所には立ち入らない。夜遅くに外に出ていかない。
- ショッピングモールや観光地で話しかけてくる（特に日本語）人について行かない。
セブ島で治安が「やばい」3つのエリア
この章ではセブ島で外出する時に注意が必要なエリアをご紹介します。
1.マンゴーストリート
セブで「やばい」エリアと聞くとみんな口をそろえてマンゴーストリートというでしょう。
そのトロピカルな名前からかけ離れた危険エリアとして有名で、売春婦や麻薬売買があちこちにいます。
またナイトクラブやレストラン、バー、KTVなど多くの商業施設が密集していることから観光客や留学生を狙った犯罪行為が多発しています。
2.コロンストリート/カルボンマーケット
地元の人たちが買い物をするローカルなエリアで近くにはサンペドロ要塞、サントニーニョ教会、マゼランクロスなどガイドブックに載っている観光名所もあります。
このエリアはストリートチルドレンや物乞いが沢山おり、高価な物(アクセサリーやスマホ、カメラ等)を身に着けていると途端に囲まれ盗まれたりします。
3.アヤラモール/SMモール近辺
外国人の多いショッピングモール内は犯罪者にとっては都合のいい場所です。
トランプ詐欺、昏睡強盗、美人局と様々な手口があるショッピングモールですが、両替詐欺も起こりえます。
またATMに並ぶ際などには友だちや家族に協力してもらいお金を引き出す方が良いでしょう。
近くで犯行グループがあなたのことを見ているかもしれません。
実際にあった留学での「やばい」経験を2つ紹介！
セブ島留学をした私に実際に起きた２つの事件をご紹介します。
セブ市内で起こったスマートフォンのスリ事件！
2016年フィリピン留学をしていた私自身が被害にあった話です。
その日は語学学校の友人とマクタン島にあるビーチリゾートに遊びに行くために朝早くから出かけました。
ビーチリゾートに向かう道中で道に迷ってしまったので、私と友人はたまたま近くにいた若者たちに道を聞くことにしました。
おそらく13歳～16歳ぐらいの５人グループだったのですが、１人の少年が、友人のスマートフォンを使って「道を教えてあげる」と言ってきました。
すると残りの４人も我々を囲むように集まってきていろんなアドバイスをくれました。
５分ぐらい話した後に彼らは「気を付けてね」と言ってその場を去っていきました。
とても親切に案内してくれたので「いい子たちだったなー」と感心していたのですが、ふとスマートフォンで時間を確認しようとしたところ右ポケットに入れていたはずのスマートフォンが無くなっていました。
４人に囲まれたとき、気がつかないうちに盗まれたのだと後でわかりました....。
アヤラモールで起きた衝撃のトランプ詐欺事件！
これは私の友人が買い物中に被害にあった話です。
その日私とその他3人の日本人の女の子達でアヤラモールに出かけていました。
買い物途中に「別々のお店を見たい」という理由から1人で行動をしたいという女の子がいたので、別々でショッピングを楽しみました。
帰り道はみんなで帰ると約束をしたので集合場所と時間を決めたのですが、１人の女の子だけが一向に戻ってきませんでした。
1時間、2時間待ってもその子は一向に戻ってきませんでした。
語学学校の寮に戻ったその日の夜に、ようやく彼女は帰ってきましたがひどく泣いていました。
理由を聞くとトランプ詐欺によってスマートフォン、財布、クレジットカードのすべてを失ったとのことでした。
1人で買い物をしていた時にフィリピン人女性から「日本人ですか」と声を掛けられたそうです。
少し話すと時間があるかと聞かれそのまま家に連れていかれたそうです...。
セブ島ってほんとにやばいの？渡航前の基本情報をチェック！
セブ島はフィリピンのビサヤ諸島に位置するビーチが有名な美しい島です。
この章では、セブ島の基本情報について紹介します。
セブ島の言語は？
セブアノ語（セブアノ方言）が話されていますが、英語も広く通用し、観光地域では英語で現地の人とコミュニケーションが取れます。
セブ島の気候は？
セブ島の気候は熱帯モンスーン気候で、暑く湿度が高い季節が続きます。
乾季(11月から4月)と雨季(5月から10月)に分かれており、乾季は過ごしやすいです。
セブ島の治安は？
セブ島の治安は良好でそこまで危険だと感じることは少ないかもしれませんが、観光地や人気のあるエリアでは「やばい」詐欺のリスクがあるため注意が必要です。
私もこれまでの7回のセブ島渡航の中で何度か経験がありますが、基本的には「夜遅く出歩かない」「貴重品は目立たないようにカバンに全部入れておく」「危ないと言われているエリアに行かない」この３つを徹底していれば90％以上の確率で被害にはあわないと思います。ですが絶対という保証はできません。
「やばい」犯罪手口については、特に注意が必要です。
質問コーナー
まずは興味のある項目をクリックしてみましょう。
よくある質問（Q＆A）
Q.ツアーと個人旅行ってどっちがいい？
初めての海外旅行なら、ツアーがおすすめです。
とはいってもツアー・個人旅行、それぞれにメリットとデメリットがあります。
| ツアーの特徴 | 個人旅の特徴 |
|---|---|
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ツアーを利用しても、ぶっちゃけ個人旅行と値段も変わりません。（お金の使い方で変わってきます）
初めての海外旅行で自由を求める人もそんなにいないはずです。そのため、少しでも不安要素を取り除きたい人はツアーを利用すると良いでしょう。
※予約はキャンペーン期間中がおすすめです。全然値段違います。
Q.海外って眠れないって聞くけど..。
飛行機・海外（現地のホテル）で、なかなか眠れないという声をよく聞きます。
実際僕も日本と現地の時差や慣れない安宿に泊まると全く眠れませんでした。
これにはしっかりとした原因があります。
寝られない時の原因
- センシティブ・スリーパー
- 時差ボケによる睡眠不足
- 海外の食事による睡眠不足
- 寝泊まりするホテル選びのミス
これらを解決したり、睡眠グッズを持参していくことで僕の場合は解消されました！
不眠を改善できる睡眠促進グッズ10選Q.海外旅行って犯罪が多いの？何に気をつけたらいい？
海外では詐欺・窃盗・強盗・ぼったくりなどが多発している地域があります。
外務省の安全ホームページを確認するのと、「たびれじ」に登録しておくと、渡航先の最新情報をチェックすることができます。
また、犯罪は防犯意識と防犯グッズでも対策することができます。詳しくは下記の記事で解説しています。
危険を回避できる防犯グッズについて知るQ.英語できないんだけど、大丈夫？
英語ができないことは海外旅行程度ではそれほど問題になりません。
海外のコミュニケーションで1番大事なのは気持ちです。
ジェスチャーや中学生英語でも十分なんです。
ただ、「少しでも英語を勉強しておきたい」「コミュニケーションで困りたくない」という人は下記の記事を参考にしてください。
海外旅行で役立つ英語本をジャンル別で徹底解説！独自の勉強法も紹介！Q.海外旅行に何を持って行ったらいいの？
初めての海外旅行なら、全てが大事な気がして、どれを持って行けばいいのかわからなくなりますよね。
でも実は海外旅行の持ち物は最低限でいいんです。
荷物を軽くすることだけを考えておきましょう。
持って行けないものや、機内に持ち込みができないもの・税関で止められるものもあるので、そこは注意しておきましょう。
初めての海外旅行の持ち物チェックリスト28！注意点も解説Q.初めての海外旅行ならどこの国がおすすめ？
初めての海外旅行でおすすめな国はありません。
というのも、おすすめの国が多すぎるからです。
どの国がいいかわからなくなった時は、まずあなたの旅行の条件を考えてみるといいでしょう。
これを決めるだけで、渡航先は一瞬で決まります。
初めての海外旅行おすすめランキング！シチュエーション別に厳選33カ国を紹介！Q.どのサイトから予約すると安いの？
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セブ島の治安は良好でそこまで危険だと感じることは少ないかもしれません。
しかし油断したころにあなたはアッとゆう間に被害者になっているかもしれません。
留学や観光を予定されている方は、ぜひこの記事を参考にして今一度気を引き締めなおしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
