この記事ではラオスに住んでいる私がラオスの観光スポットや、ローカルな体験、おすすめのレストランやカフェ等を紹介していきます。
ラオスに来ても観光スポットがたくさんあるわけではありません。
しかし、観光してみると素敵な所がたくさんあります。
この記事では日数別で観光のモデルコースを選定しているので、観光の日数に合わせて参考にして下さい。
この記事を読むことでラオスの観光が何十倍も楽しくなること間違いなしです!
最後には必須の持ち物も紹介しています。
是非、この記事を最後まで読んでラオスの魅力をたくさん知り、ラオスの旅をより良いものにしましょう。
そもそもラオスとは?
ラオスとは東南アジアにある5つの国に囲まれた内陸国です。隣の国のタイとは文化も言語も似ています。タイは観光スポット、海外旅行で人気であるのにラオスという国は聞いたこともない人もいるでしょう。あの有名な著者「村上春樹」さんが「ラオスにいったい何があるというんですか?」という本を出しているくらい何もないで有名です。しかし、住んでみるとその国の魅力や、知れば知るほどラオスという国にはまってしまう人がたくさんいます。実際に私の友達もラオスに移住したり、ビジネスを始めたりする人がたくさんいます。そんな不思議なラオスの観光スポットを紹介していきます。
【ラオス観光のモデルコースと費用!在住者が観光日数別に紹介(2024.最新情報)】
この章では、ラオスの観光のモデルコースと費用を紹介します。日数別で観光スポットを選定しているので観光日数に合わせて参考にしてみて下さい。
【2泊3日】ラオス観光(首都)のモデルコース
1日目
ホテル到着
市内観光(雑貨等)
マッサージ(Lao Mekong Nail,Spa and Massage) 〈1h.110000kip(800円)〉
ラオス料理(3 sisters) 〈一人1000円で十分食べることができます。〉
(Kualao Restaurant )〈少し値段も高めですが伝統的な音楽も楽しめます。〉
ナイトマーケット(お土産散策)
2日目
托鉢 〈一式50000kip(350円)〉
トゥクトゥク観光〈約300000kip~400000kip (2000~3000円)〉
【タートルアン→パトゥーサイ→ワット・ホーパケオ/ワット・シーサケット】
※時間がある場合には、ブッタパークもおすすめです。
シンダード(ラオス風焼肉)(Jupdard Buffet/Tomou BBQ)〈食べ放題 約10000kip(800円)〉
3日目
お土産散策(Her works/D-mart/The First/SAYA/CAMA Craft/Tai baan Crafts)
フレンチレストラン(Le Vendome/Na Dao/Bistro 22/Metisse)
〈ランチ約100000kip~200000kip(700円~1500円)〉
※フランスの植民地であったため、フランス料理が有名。ランチはお得なセットがあるのでお勧めです。
【4泊5日】ラオス観光のモデルコース
※1日目、2日目は「2泊3日コース」」と同様
3日目
ヴィエンチャンからルアンパバーンへの移動
街中散策(散歩もしくは自転車)
おすすめCafé(FormulaB ←チャイラテ・スコーン・チーズケーキが絶品)
(Lulalao ←日本人経営 こだわりのコーヒーとこだわりのケーキ)
(Saffron Coffee ←メコン川を眺めながらコーヒーを)
プーシの丘で夕陽を眺める。
ナイトマーケットでお土産散策(手作りのモノが多くて楽しい!!!)
4日目
ツアーに参加(Manifa Travelで前日に現地予約可)
モン族の村→洞窟→お酒の村→エレファントキャンプ象使いの免許→
メコン川クルーズ
(色々なツアーの内容があるので選ぶことができます。上記のツアーは45$)
5日目
朝食 ルアンパバーンで有名なカオソーイ
(Kao Soi Noodle Shop/Keovanhsy Noodle soup)〈25000kip (180円)〉
ルアンパバーンから飛行機 or ヴィエンチャンまで鉄道で戻り飛行機
【1週間以上】ラオス観光のモデルコース
※1日目、2日目、3日目、4日目は「4泊5日コース」と同様
5日目
朝食 ルアンパバーンで有名なカオソーイ
(Kao Soi Noodle Shop/Keovanhsy Noodle soup)〈25000kip (180円)〉
Ock PopTok Living Craft Centre で織物体験
Ock PopTokにあるCaféでランチ(眺めも良い。ツリーハウスも有り)
ホテルでゆったりorマッサージ
ディナー(Popolo←イタリアン/Khiem Khan Barbeque ←ラオス風焼肉
/Bamboo Garden Restaurant ←ラオス料理/L’Elepant←フランス料理)
6日目
朝食 オシャレなカフェ(The Tea house)
紙漉き体験(Nalongkine Shop2) 〈150000kip(1000円)〉※現地飛び込み参加OK
オシャレなレストランでランチ(Dyen Sabai Restaurant)
【時間とお金に余裕があれば、織物体験(The Weaving Sisters)
ディナー(Popolo←イタリアン/Khiem Khan Barbeque ←ラオス風焼肉/Bamboo Garden Restaurant ←ラオス料理/L Elepant←フランス料理)
7日目
モーニングマーケット(Luang Prabang morning market)
電車等の時間までカフェでゆったり
ルアンパバーンから飛行機 or ヴィエンチャンまで鉄道で戻り飛行機
コラム特集
何もないラオスの魅力とは?
何もないで有名なラオスですが、観光スポットをあげてみればたくさんあるようにも思います。しかし、観光してみるとやはり、他の国よりも見る所は少ないかもしれません。ラオスの良さを知る人はその「何もない」が良いのかもしれません。旅行に来たけど「何もしない」をする旅。普段の疲れを癒し、ゆっくりとメコン川沿いでビールを飲みながら夕日を眺める。これだけでもラオスに来た意味があります。普段の忙しい状況で夕日を沈むまでゆっくりと眺めることはないかもしれません。ラオスでは夕日をゆっくりと眺めることは日常の一部です。ラオスの人々の優しさに触れ、ゆったりと過ごすからこそ、ラオスの魅力に気付くことができます。ラオスにいると「何かしなければいけない。」という感覚がなくなります。予定通りにバスが来なくても「ま、いっか。」、1日中ビールを飲んで楽しんだけど「ま、いっか。」と思うことができるようになります。そのような日常に小さな幸せが隠れているのかもしれません。観光スポットを巡るのももちろんですが、夕日が沈む前からゆっくりとメコン川沿いのレストランに入って見るのも贅沢なラオスの過ごし方です。是非、ラオスの魅力を感じて下さい。
ラオス観光のおすすめスポット:首都ビエンチャン
この章ではラオスの首都ビエンチャンにあるおすすめスポットを紹介します!
後に紹介するモデルコースでも紹介するので、チェックしておきましょう。
①パトゥーサイ(首都ビエンチャン)
パトゥーサイとはラオスの首都の中心地にある凱旋門のことです。
もともとラオスはフランスの植民地であったこともあり、フランスの文化等の影響を受けています。
このパトゥーサイもフランスの凱旋門をモデルとして作られたと言われています。
ラオス語でパトゥー(ປະຕູ)とは、「扉」「門」という意味があり、サイ(ໄຊ)とは「勝利」という意味を表します。
内戦終結とラオス国の勝利を記念して建造されました。今では少ない観光スポットの1つとなり、観光客で賑わっています。
コロナ前はパトゥーサイに登ることができましたが、コロナの影響で一時、休止されていました。
現在は登ることができ、首都ビエンチャン周辺を見渡すことができます。
②タートルアン(首都ビエンチャン)
タートルアンとは黄金に光るラオスを代表する寺院です。
ラオスのシンボルでもあり、国章にもタートルアンが描かれています。
その黄金に光るタートルアンは観光スポットの中でも魅力的な観光地です。
私も初めて見た時には圧倒されました。ラオスの最大の仏教の祭典と呼ばれるタートルアン祭りもここで開催されます。
首都ビエンチャンに来たら絶対に訪れたい場所ですね。
③ブッタパーク(首都ビエンチャン)
ブッタパークは知る人ぞ知るおすすめ観光スポットの一つです。
一般的にはあまり知られていないのですが、現地在住者がおすすめする珍観光スポットです。
ビエンチャンの中心地からバスで1時間ほど離れたところにある、仏教とヒンドゥー教をテーマにした観光スポットです。200体を超える奇妙な像。
一体一体の彫像を見て楽しむことができ、中には眠った像や口を大きくあけた像などユーモアのある像がたくさんあります。
面白い像を探してみるのもいいかもしれませんね。
ラオス観光のおすすめスポット:ルアンパバーン
首都ビエンチャンの観光は特別な体験(織物、染め物)等をしない限り、1日で観光することができます。
そのため、ラオスへ遊びに来る際は、世界遺産の街「ルアンパバーン」へ行くこともおすすめします。
2021年に中国鉄道ができたことにより、首都ビエンチャンからルアンパバーンへのアクセスも便利になりました。
中国鉄道を使うと安くてさらに2時間弱でルアンパバーンまで行くことができます。
首都ビエンチャンだけでなく、少し足をのばして、世界遺産の街を訪れるのはいかがでしょうか。
①クアンシーの滝
クアンシーの滝はルアンパバーンで1番有名な観光スポットです。
乾季は美しいエメラルドグリーンの綺麗なクアンシーの滝を見ることができます。
しかし、雨季はかなりの水の量になり、水の色も濁ってしまいます。
乾季の時期に行くのをおすすめします。市街地からは、車で約1時間程度かかります。
ツアーの中に組み込まれることが多いですが、個人で行く場合にはトゥクトゥクをチャーターすると良いでしょう。
道中にあるバッファローアイスクリームは濃厚で美味しいです。個人で来た場合には、途中停車をしてもらえるように頼んでみて下さい。
②プーシ―の丘/ナイトマーケット
プーシ―の丘はナイトマーケットが並ぶ場所の中心にある丘です。
328段の階段を登ると世界遺産の街並みを360度見渡すことができます。
特に夕暮れの時間になると夕日を見ようとプーシ―の丘に登る人が増えます。
階段が混んでしまうこともあるので早めに上ると良いでしょう。夕日と一緒に撮ることができるフォトスポットは観光客でいっぱいです。
順番に撮っていくため、夕日の沈むタイミングを見計らって近くに並ぶと、素敵な思い出に残る良い写真を撮ることができます。
夕日が沈み、丘を下っていくとちょうどナイトマーケットの準備が終わり、お土産等を買うことができるでしょう。ルアンパバーンのお土産はとても可愛い物ばかりです。
一つ一つが手作りのモノが多く、コースターや財布、キーホルダー等お土産にピッタリです。
また、洋服や伝統的なシンも売られています。首都ビエンチャンとはまた違ったナイトマーケットを堪能してください。
③エレファントキャンプ~象使いになろう!~
ルアンパバーンでは国際免許「象使い」の資格を取ることができます。
ツアーの中に含まれていることが多く、クアンシーの滝と組み合わせることができたり、象と1日中触れ合うことができたりします。
エレファントキャンプに行くと象に触れ合ったり、餌をあげたりすることができます。そして、いよいよ象使いの免許を取りに!!初めに象使いの服に着替え(濡れてもいいように。)、象の言葉を覚えます。
その後、象使いと一緒に象に乗ります。
基本的に象使いの人が象に指示をしてくれますが、たまに象使いの人が降りてどっかに行ってしまうことがあるので自分で象に指示をしなければいけなくなることがあるので注意して下さい。
しばらく歩くと、水浴びができる場所に到着します。
そこでは、象が水浴びをするのですが乗っている私たちも水浴びをすることになります。
中には象(象使い)にわざと落とされて、全身濡れてしまう人もいます。(ツアーの中で1人は標的になる可能性が高いです。)
水浴びが終わると来た道を戻り、終了です。
特別なことは何もしませんが、これで象使いの資格を取ることができます。
世界一簡単な国家資格かもしれませんね。(象に乗ることができれば誰でも取ることができます。)
あまりできない体験なので話のネタとして象使いの資格を取るのもいいかもしれません。
関連記事:ラオス ルアンパバーンで象使いの国家資格の取得方法を解説
ラオス観光で必要な持ち物3選
ラオスではほとんどのモノが現地で手に入ります。
ただし、渡航前に準備しておきたい人のために、ラオスで必要な持ち物を3つ紹介します。
関連記事:海外旅行で必須の持ち物リスト
虫よけスプレー
ラオスではデング熱が流行っています。
デング熱は蚊にさされることによって感染する疾患。
デング熱にかからないようにするためには対策が必要です。
虫よけスプレーを携帯し、蚊にさされないようにしましょう。
日焼け止め/帽子/サングラス等
ラオスには夏のシーズンと雨季のシーズンしかないため、基本的に暑い日が続きます。
最高42度くらいまでいくこともあります。
日焼け止めをしていないとすぐに肌が焼けてしまうので日焼け対策は必須です。
ポケットティッシュ・除菌シート
ラオスのトイレにはトイレットペーパーがないところがほとんどです。
ポケットティッシュをもっていると便利です。
また、石鹸がないところも多いので除菌シートもあると良いでしょう。
ラオス観光で気を付けるべき2つのこと
ラオスでは気を付けなければならないことがあります。
現地在住だからこそ知る、ラオスで気を付けるべきことを紹介します。
ラオスの観光前に確認してから行きましょう。
関連記事:海外旅行の必須の防犯グッズと防犯対策
交通事故が多い!
自分が気を付けていても、もらい事故も多いので気を付けましょう。
歩きながらのスマホなども注意です。)※道路に穴もたくさんあるので気を付けましょう。
犬に注意!!
狂犬病をもっている犬も多いです。
可愛がっているつもりが噛まれてしまったりすることもあるのでなるべく近づかない、触らないようにしましょう。
まとめ
ラオスは有名な観光スポットが他の国に比べ多くはありません。
ゆったりとのんびりとしたい方にはお勧めです!!この記事を読んで必要なモノを持ち、プランを参考にし、旅に出ましょう!
きっと素敵な旅になるでしょう。