「ベトナムに行きたいけど、観光地選びに迷ってる…」
「そもそもベトナムってどんな国?」
ベトナム旅行に関して、こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
私自身、ベトナムに行く前は、観光地選びにとても迷ったのを覚えています。
この記事では、実際にベトナムを2週間旅した私が、初めてのベトナム旅行でも安心して楽しめる情報をお伝えします。
この記事で分かること
- ベトナムの基本情報、ベストシーズン
- ベトナムのおすすめ観光地と地域別の特徴
- ベトナム旅行の基本的な費用と物価
- ベトナム旅行での3つの注意点
この記事を参考にすれば、より具体的にベトナム旅行を計画できるかと思いますので、ぜひ最後まで見ていってください!
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ベトナム旅行の基本情報とベストシーズンについて
初めてベトナムに旅行する人に向けて、まずは基本情報とベストシーズンについてご紹介します。
ベトナムの基本情報
首都 | ハノイ |
---|---|
面積 | 約331,210k㎡ |
人口 | 約1億人 |
公用語 | ベトナム語 |
通貨 | ベトナム・ドン(VND) |
気候 | 北部は亜熱帯湿潤気候、南部は熱帯モンスーン気候 |
年間平均気温 | 20-30℃(地域により異なる) |
日本との時差 | 日本時間から-2時間 |
電圧 | 220V、周波数50Hz |
ベトナムは東南アジアに位置する国で、北部の首都ハノイから南部のホーチミン市まで、縦長の地形を持っています。
これは北海道の最北端(稚内市)から広島県くらいの長さに相当します。
人口は約1億人で、主要な産業は農業や漁業です。公用語はベトナム語ですが、観光地では英語も通じます。
ベトナムは、中国の支配やフランスの植民地時代、ベトナム戦争と非常に複雑な歴史を持っている国です。
今のベトナムはこれらの複雑な歴史が相互に影響し合った結果、独自の発展を遂げています。
その代表例がベトナム料理です。中国やフランス、タイなどの近隣諸国からの影響を受けて独特の料理文化が発展しました。特に「フォー」や「バインミー」は国際的にも知られている料理です。
ベトナムの気候とベストシーズン
ベトナムのベストシーズンは北部と南部で異なります。
北部は10月〜4月、南部は12月〜4月が観光のベストシーズンです。
それぞれの気候をまとめると以下のようになります。
【北部】
- 亜熱帯性の気候
- 冬季(11月〜4月): 比較的涼しく、気温は10℃〜15℃程度
- 夏季(5月〜10月): 暑く湿度が高いモンスーンの季節、気温は30℃前後
- 北部山岳地帯では冬季の気温がさらに低下する
【南部】
- 熱帯性の気候
- 乾季(11月〜4月): 比較的乾燥しており、気温は25℃〜30℃程度
- 雨季(5月〜10月): 高温多湿、気温は30℃前後で、雨が多い
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ベトナムの魅力を満喫!絶対に行くべき観光地は?
ベトナム旅行における観光地選びの重要性について
ベトナムは非常に南北に長い国であり、北部・中部・南部にそれぞれ異なる魅力があります。
旅行日数によっては、移動時間の関係で全て訪れることが難しい場合もあると思いますので、「どこに行きたいか」「何をしたいか」を明確にし、旅行地を選びましょう!
ベトナム北部:壮大な自然と歴史的名所
ベトナム北部には首都ハノイがあります。ハノイは歴史的な魅力と現代的な活気、壮大な自然が融合した都市です。ハロン湾の美しい風景や、ハノイの旧市街など、自然と歴史が交錯する地域です。
ハノイでは、フランス植民地時代の建築物巡りや、ベトナムの文化を伝える水上人形劇の鑑賞を通して、ベトナムの歴史と伝統を感じることができます。また、ハロン湾は「ユネスコ世界自然遺産」に登録されており、クルーズ船での湾内散策は観光客に非常に人気のあるスポットです。
さらに、ベトナム北部の山岳地帯に位置しているサパでは、美しいテラス状の稲田やハイキングが人気です。標高が高いため、気候は他の地域と比べて涼しく、自然愛好家やトレッキング好きにとってはとてもおすすめです。
このように、ベトナム北部では、ベトナムの歴史や文化を深く体験できるのに加えて、ハロン湾やサパなどでは大自然を堪能することができます。
ベトナム中部:美しいビーチと文化遺産
中部のダナンやホイアンは、ビーチリゾートとして有名です。
特にホイアンは、かつての港町で、その風景と魅力が評価され、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。ホイアンの最大の特徴は、夜になると街全体がカラフルなランタンで彩られることです。これは、毎月の満月の日に行われる「ランタンフェスティバル」から始まり、現在では毎晩のように街が幻想的な光で包まれます。
また、ホイアン近郊にある「ミーソン聖域」という古代チャム王国の遺跡も、世界遺産に登録されており、美しい歴史的な街並みを見ることができます。
このように、ベトナム中部では、古い町並みを散策したり、海辺でくつろいだり、古代遺跡を訪れたりと様々な楽しみ方が可能です。
ベトナム南部:活気溢れる都市と美しいデルタ地帯
南部のホーチミン市は、経済の中心地であり、ベトナム最大級の都市です。ハノイと比べると、よりモダンで活気に満ちた都市であり、高層ビルが立ち並んでいます。一方で、ベトナム戦争の歴史を感じさせる戦争博物館や統一会堂、フランス式の美しい建築物も存在します。
また、ホーチミンの南西に位置するメコンデルタ地帯は、ベトナム最大の稲作地帯であり、緑豊かな自然と豊富な水産資源が魅力です。
ここでは、メコン川をボートで下るジャングルクルーズや水上マーケット、フルーツ農園の訪問など、のんびりとした時間を過ごすことができます。
このように、ベトナム南部は、近代的な都市生活と歴史的建築物、豊かな自然が両立する地域です。
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ベトナム旅行は安い?物価と費用について
ベトナムの物価
ベトナムの物価は、日本と比べるととても安いため、リーズナブルに旅行を楽しむことができます。
フライト代、宿泊費、食事費、交通費等、旅行の基本的な費用
ベトナム旅行の費用は、旅行スタイル・時期、日数によって大きく異なります。
フライト代は、時期や航空会社によりますが、LCC(格安航空会社)であれば、片道15000〜20000円で行くことも可能です。
宿泊費も同様に時期や場所によって変動しますが、ホステルやゲストハウスであれば、700円〜1500円、ホテルでも4000円程度で中級〜高級ホテルに宿泊できます。
食事は、屋台料理であれば200円〜300円程度、レストランでも500〜1000円程度で満足いくものが味わえます。
交通費もタクシーやバイクタクシーが安価で利用しやすいです。
ベトナム旅行を安く済ませるための移動手段は?
ベトナム旅行中の移動は、短距離移動は「Grab(タクシー配車アプリ)」、長距離移動の際のバス予約は「12Go(予約サイト)」を使うと便利です。
【Grab(タクシー配車アプリ)の特徴】
Uberの東南アジア版のようなもので、行き先をマップ上で指定するだけでドライバーが現在地まで迎えに来てくれる。
クレジットカードを登録することができ、支払いの手間を省ける。
とても安い
ベトナムにもバスや電車など公共交通機関がありますが、時間通りに来ないこともあり、支払いや乗り方等も分かりにくいことが多いです。また、路上タクシーやトゥクトゥクは交渉が必須であり、ぼったくられる可能性も高くなります。
Grabは非常に便利なアプリなので、日本出発前にダウンロードしておくようにしましょう。
また、長距離移動の際は「12GO」と呼ばれる予約サイトを使うのがおすすめです。
12GO(予約サイト)の特徴
- 予約から支払いまで全てオンラインで完結
- 日本語にも対応しており、問い合わせも日本語でできる
- 料金も比較的安い
ただし、当日や翌日の便は予約できないので、もし当日や翌日に移動したい場合は、街中の旅行会社や駅・バスステーションの窓口に直接行くようにしましょう。
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ベトナム旅行初心者が意識すべき3つの注意点とは?
【治安】置き引き、スリに注意!
ベトナムは基本的に治安が良い国とされていますが、観光地や人混みではスリや置き引きの被害が報告されています。特に、自転車やバイクに乗った犯罪者が、歩行中の観光客からバッグを奪い去る「バイクスナッチ」は注意が必要です。
貴重品は最小限にし、できるだけ身体に密着したバッグに入れておきましょう。また、人混みや混雑した交通手段では、手荷物から目を離さないように心掛けてください。
食事、飲料水の衛生環境の確認は必須!
ベトナムの料理は美味しく、ストリートフードも豊富で魅力的ですが、衛生環境が必ずしも整っているとは限りません。そのため、飲食店を選ぶ際には清潔さを確認することが大切です。特に、屋台飯や生の果物には注意が必要です。
また、飲料水はボトルウォーターを利用しましょう。神経質な方は、歯磨きの際もボトルウォーターを使うと、より安全です。
観光地での服装に注意!
ベトナムは比較的自由な服装が許されますが、寺院などの宗教的な場所では、タンクトップやスカートなど露出度の高い服装は避け、肩や膝が隠れる服装を選ぶと良いでしょう。
また、日差しが強いため、日焼け対策としても長袖や帽子を着用するのをおすすめします。
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さいごに:ベトナム旅行を満喫しよう!
ベトナムは豊かな自然、歴史的な建築物、美味しい料理など、見所満載の国です。
初めてのベトナム旅行でも、事前に情報を調べ計画を立てておけば、より楽しむことができます。
ぜひこの記事を参考に、ベトナム旅行を計画してみてください!
質問コーナー


まずは興味のある項目をクリックしてみましょう。
よくある質問(Q&A)
Q.ツアーと個人旅行ってどっちがいい?
初めての海外旅行なら、ツアーがおすすめです。
とはいってもツアー・個人旅行、それぞれにメリットとデメリットがあります。
ツアーの特徴 | 個人旅の特徴 |
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ツアーを利用しても、ぶっちゃけ個人旅行と値段も変わりません。(お金の使い方で変わってきます)
初めての海外旅行で自由を求める人もそんなにいないはずです。そのため、少しでも不安要素を取り除きたい人はツアーを利用すると良いでしょう。
※予約はキャンペーン期間中がおすすめです。全然値段違います。
Q.海外って眠れないって聞くけど..。
飛行機・海外(現地のホテル)で、なかなか眠れないという声をよく聞きます。
実際僕も日本と現地の時差や慣れない安宿に泊まると全く眠れませんでした。
これにはしっかりとした原因があります。
寝られない時の原因
- センシティブ・スリーパー
- 時差ボケによる睡眠不足
- 海外の食事による睡眠不足
- 寝泊まりするホテル選びのミス
これらを解決したり、睡眠グッズを持参していくことで僕の場合は解消されました!
不眠を改善できる睡眠促進グッズ10選Q.海外旅行って犯罪が多いの?何に気をつけたらいい?
海外では詐欺・窃盗・強盗・ぼったくりなどが多発している地域があります。
外務省の安全ホームページを確認するのと、「たびれじ」に登録しておくと、渡航先の最新情報をチェックすることができます。
また、犯罪は防犯意識と防犯グッズでも対策することができます。詳しくは下記の記事で解説しています。
危険を回避できる防犯グッズについて知るQ.英語できないんだけど、大丈夫?
英語ができないことは海外旅行程度ではそれほど問題になりません。
海外のコミュニケーションで1番大事なのは気持ちです。
ジェスチャーや中学生英語でも十分なんです。
ただ、「少しでも英語を勉強しておきたい」「コミュニケーションで困りたくない」という人は下記の記事を参考にしてください。
海外旅行で役立つ英語本をジャンル別で徹底解説!独自の勉強法も紹介!Q.海外旅行に何を持って行ったらいいの?
初めての海外旅行なら、全てが大事な気がして、どれを持って行けばいいのかわからなくなりますよね。
でも実は海外旅行の持ち物は最低限でいいんです。
荷物を軽くすることだけを考えておきましょう。
持って行けないものや、機内に持ち込みができないもの・税関で止められるものもあるので、そこは注意しておきましょう。
初めての海外旅行の持ち物チェックリスト28!注意点も解説Q.初めての海外旅行ならどこの国がおすすめ?
初めての海外旅行でおすすめな国はありません。
というのも、おすすめの国が多すぎるからです。
どの国がいいかわからなくなった時は、まずあなたの旅行の条件を考えてみるといいでしょう。
これを決めるだけで、渡航先は一瞬で決まります。
初めての海外旅行おすすめランキング!シチュエーション別に厳選33カ国を紹介!Q.どのサイトから予約すると安いの?
エアトリのアプリから予約するのがおすすめ!
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