何を注意して旅行したらいい?
シンガポールといえば、近年アジアで急成長中の注目の国ですよね。
実は、シンガポールは「罰金大国」としても有名。
初めて行く場合は特に、持っていけないものと注意点・禁止事項を知っておく必要があります。
この記事では、初めてシンガポールに行く際のおすすめの過ごし方をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
この記事で分かること
- シンガポールに持って行けないもの
- 罰金大国シンガポールの注意点
- シンガポール旅行に関するよくある質問
この記事を読めば、初めてのシンガポール旅行を存分に楽しめること間違いなしですよ。
それでは早速見ていきましょう。
シンガポールに持っていけないもの10選と刑罰内容
シンガポールは厳格な法律と規則を持つ国であり、特に持ち込みが禁止されている物に関しては、非常に厳しい取り締まりが行われています。
観光客として、現地の法律を理解し、違法な物を持ち込まないことが重要です。
今回は、シンガポールに持って行けない10の物とその理由、違反した場合の刑罰について解説します。
1. チューインガム
シンガポールでは、チューインガムの輸入や販売が厳しく禁止されています。
これは、公共の場所で捨てられたガムが清掃に多大な負担をかけるためです。
1992年にガムの使用に関する法律が導入され、それ以来一般的なガムの持ち込みは禁じられています。
ただし、ニコチンガムや歯科用ガムは医師の処方があれば許可されています。ガムを持ち込んだ場合、最大で約100万円の罰金や2年の懲役刑が科されることがあります。
2. 電子タバコ(Vape)
シンガポールでは、健康リスクを理由に電子タバコやその関連製品の持ち込みが禁止されています。
これは、タバコの代替品として認められておらず、公衆衛生を守るための措置です。
電子タバコを持ち込んだ場合、最大で約80万円の罰金、または6ヶ月の懲役刑が科される可能性があります。
これは所持、使用、販売のいずれも違法とされています。
3. 花火や爆竹
花火や爆竹は、シンガポールでは安全上の理由から使用および持ち込みが禁止されています。
特にイベントや祝祭の場であっても、一般の人がこれらを使用することはできません。
これに違反した場合、罰金は約40万円、あるいは6ヶ月の懲役刑が科される可能性があります。小さな花火でも禁止されているため注意が必要です。
4. 武器や凶器
シンガポールでは、ナイフ、スタンガン、催涙スプレーなどの武器や凶器の持ち込みが厳しく規制されています。
公共の安全を守るため、これらのアイテムは持ち込みが一切許されておらず、違反すると重い罰が科されます。
違法に武器を所持している場合、約40万円以上の罰金、または最大5年の懲役刑が科される可能性があります。
5. ポルノ関連商品
シンガポールは、ポルノグラフィに対して非常に厳しい規制を設けています。
社会の秩序を守るため、ポルノに関連するビデオ、書籍、電子データの持ち込みはすべて違法です。
これらを持ち込むと、最大で約320万円の罰金や1年の懲役刑が科される可能性があります。
シンガポールの文化的価値観を尊重し、こうした物品を持ち込まないようにしましょう。
6. 麻薬および薬物関連商品
シンガポールは、麻薬関連の犯罪に対して世界で最も厳しい法律を持っています。
麻薬の密輸、所持、使用は厳しく取り締まられ、麻薬を所持しているだけで死刑が適用されることもあります。
少量の薬物であっても、罰金や懲役が科される可能性があります。
麻薬関連の法律違反は、非常に重い処罰を受けるリスクがあるため、絶対に違反しないようにしてください。
7. 偽造品や違法コピー商品
シンガポールでは、知的財産権を非常に重視しており、偽造品や違法コピー商品の持ち込みは違法とされています。
これは、ブランド品の偽造や著作権侵害を防ぐためで、違反すると罰金や懲役刑が科されます。
具体的には、約800万円の罰金や最大5年の懲役刑が適用される場合があります。偽造品を所持していないか、事前にしっかり確認しましょう。
8. 動物や動物製品
シンガポールでは、動物や動物製品の持ち込みに厳しい制限が設けられています。
これは、健康リスクや生態系への悪影響を防ぐためです。
例えば、肉製品や乳製品、さらには生きた動物の持ち込みには特別な許可が必要です。
違反すると罰金や物品の没収が行われる可能性があります。特に加工食品や生肉を持ち込む際は、事前に確認を行いましょう。
9. レーザーポインター
シンガポールでは、強力なレーザーポインターの持ち込みや使用が制限されています。
特に航空機や公共の場での使用は厳しく禁止されており、安全上のリスクが高いとみなされています。
これに違反すると、約40万円の罰金や6ヶ月の懲役が科されることがあります。レーザーポインターの使用目的が明確でない場合は、持ち込まないようにしましょう。
10. 違法な書籍や資料
シンガポールでは、宗教的な不和や社会的な秩序を乱す恐れのある書籍や資料の持ち込みが禁止されています。
特に政治的に過激な内容や宗教に関する対立を煽るような資料は違法とされており、
これに違反すると、約40万円以上の罰金や最大1年の懲役が科される可能性があります。事前に所持している書籍や資料が違法でないか確認することが重要です。
シンガポール旅行で気を付けるべき注意点
シンガポールには罰金大国ならではの「してはいけないこと」が多くあります。
シンガポールは治安がいいイメージがある人も多いと思いますが、罰金が厳しいことでも有名です。
日本では許されることが、シンガポールでは犯罪扱いとなってしまうこともあります。
せっかくのシンガポール旅行を楽しむために、ぜひ以下で紹介する内容を頭に入れておいてくださいね。
【シンガポールでの罰金対象行為】
- ゴミのポイ捨て
- 喫煙所以外での喫煙
- 路上へのツバ吐き
- 鳥への餌やり
- 夜間のアルコール販売・飲酒
- 公共交通機関内・駅構内での飲食
- 公衆トイレで水を流さない
- 横断歩道以外の場所で道路を渡る
中でも注意が必要なものを解説します。
夜間の飲酒
夜10時30分~7時のアルコール販売は禁止されており、スーパーやコンビニではこの時間お酒を買うことはできません。
そのため、この時間帯は公共の場所での飲酒は禁止されています。
許可を得ているバー・レストランでしか飲めませんので注意しましょう。
公共交通機関等での飲食
乗り物内だけでなく、たとえ、駅構内であっても飲食は禁止です。
暑いシンガポールでは、ついペットボトルの水を飲みたくなってしまうと思います。
しかし、これも電車や駅では禁止なので、駅に入る前に水分補給をしておきましょう。
シンガポールってどんな国?よくある質問を紹介
まずは、シンガポールの基本情報から抑えていきましょう。
シンガポールの治安は大丈夫?
シンガポールの治安は世界的にみても、かなり良いです。
世界平和ランキング9位(2022年)で、アジアの中では1位を獲得しています。
また、治安の悪い場所としては「チャイナタウン・リトルインディア・ゲイランエリア」などが挙げられます。
しかし、シンガポールはスリやぼったくりなどの軽犯罪は起きますが、殺人などの重犯罪は世界的にも少ないです。
夜に一人で出歩かないなどの防犯対策をしっかりして、シンガポールをたのしみましょう!
シンガポールへの行き方は?
2024年1月現在、シンガポールへの直行便はシンガポール航空とシンガポール空港子会社のスクート、ANAとANA子会社のジップエア(LCC)が運航しています。
飛行時間は約6~7時間となっています。
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シンガポールとの時差は?
-1時間で、日本より1時間遅れています。
シンガポールの言語は?英語は通じる?
シンガポールの公用語は英語、マレー語、中国語、タミル語の4つとなっています。
大半の人は英語ともう一つの言語を扱うため、観光の際に使う英語であれば通じると考えて問題ありません。
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まとめ:シンガポール旅行は注意点さえ守れば、最高の国
シンガポールは罰金大国として有名なので、訪れる際に注意点はあります。
しかし、国土面積は小さいながら、グルメ・ショッピング・観光・アトラクションまでぎゅっと濃縮されたシンガポールは、何度行っても新しい発見がある楽しい国!
この記事を参考に、ぜひ満喫していただけたら嬉しいです。
あなたの初めてのシンガポール旅行が素敵な思い出になりますように!