ブルガリアのおすすめ観光地はどこ?
日本からブルガリアへ行く方は、それほど多くありません。インターネットでも情報が少なく、初心者が行くにはなかなか難しい国です。
この記事では、ブルガリアに行く海外旅行初心者のために、ブルガリアの基本情報や、観光地、モデルコースをご紹介します。
この記事でわかること
- ブルガリアのモデルコース
- ブルガリアの観光地
- ブルガリアのおすすめ料理
- ブルガリアの交通手段
さっそく見ていきましょう。
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ブルガリア観光【3泊4日】モデルコース
ブルガリアは、歴史的な建造物や豊かな自然が融合した素晴らしい観光地です。
大都市ソフィアや文化都市プロヴディフ、黒海沿岸のヴァルナと、多彩な魅力を楽しむことができます。
また、費用も他のヨーロッパ諸国と比べて比較的リーズナブルで、自然や文化、グルメを満喫できる旅行先として人気があります。
この章では、ブルガリア観光でおすすめのモデルコース(3泊4日)を紹介します。
1日目: ソフィア探索
09:00
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(入場無料) ブルガリア最大の大聖堂で、歴史的な建造物。金色のドームと美しい内装が印象的です。
11:00
国立美術館(約10〜15レフ) ブルガリアの美術を学ぶチャンス。中世から現代までの幅広い展示が見られます。
13:00
ヴィトシャ大通りでランチ(約30レフ) ショッピングも楽しめるメインストリートで、地元のレストランでブルガリア料理を楽しみましょう。ミートボールスープ「ケバプチェ」や伝統的なヨーグルトを使ったデザートを味わってみてください。
16:00
ボヤナ教会(約10レフ) 世界遺産に登録されたこの教会は、12世紀のフレスコ画で有名です。
19:00
夕食(約30レフ) 地元レストランでリラックスし、伝統的な料理を堪能します。ワインや地元のビールと一緒にどうぞ。
2日目: リラ修道院とハイキング
07:30
ソフィア発(バス代往復40レフ) 早朝にソフィアを出発し、ブルガリアで最も有名な修道院を目指します。
10:00
リラ修道院見学(無料) 山間にそびえる修道院で、ブルガリア正教会の歴史を体感。建築物と自然の美しさが融合する観光スポットです。
12:30
リラ山でハイキング 修道院周辺の美しい自然の中をハイキング。トレッキングコースも整備されており、初心者でも安心して歩けます。ピクニックランチを楽しみながら絶景を満喫しましょう。
17:00
ソフィアに戻り、夕食(約30レフ)
3日目: プロヴディフの旧市街と古代遺跡
08:00
ソフィア発(電車またはバス約20レフ) 朝早くプロヴディフへ移動します。
10:00
プロヴディフ旧市街散策とローマ劇場見学(入場15レフ) プロヴディフはヨーロッパ最古の都市の一つ。ローマ劇場では、2世紀に遡る古代ローマ時代の遺跡が見られます。
13:00
昼食(約20レフ) 旧市街のカフェやレストランで、ブルガリアの伝統料理「サラミソス」やグリル料理を楽しみましょう。
15:00
プロヴディフ旧市街の自由散策 石畳の街並みやカラフルな建物が特徴的な旧市街を散策。お土産探しにも最適です。
18:00
ソフィアに戻る(交通費20レフ)
4日目: ヴァルナ(黒海沿岸)観光
09:00
ソフィアからヴァルナへ移動(バスや電車で片道約40レフ) ブルガリアの美しい黒海沿岸でリラックス。ビーチリゾートとしても知られるヴァルナでは、美しい海と砂浜を楽しむことができます。
12:00
ビーチでリラックス 水着を持参し、透明な黒海のビーチで日光浴。ビーチでのんびりと過ごすことができます。
13:00
昼食と地元のシーフードを楽しむ(約40レフ) ヴァルナのレストランでは、新鮮なシーフード料理を堪能できます。イカやムール貝などのシーフードを使った料理が人気です。
15:00
ヴァルナ大聖堂訪問 ヴァルナのシンボルである大聖堂は、内部の美しいステンドグラスや彫刻が見どころです。
17:00
ヴァルナ空港またはソフィアに戻り、帰国
合計費用目安は4日間で約32,000〜48,000円
- 交通費: 約120レフ(約9600円)
- 観光費: 約45レフ(約3600円)
- 食費: 約150レフ(約12000円)
- 宿泊費: 1泊あたり約50〜100レフ(約4000〜8000円)
合計して、約4日間のブルガリア旅行では、食費・観光費・宿泊費を合わせて約400〜600レフ(約32,000〜48,000円)ほどが必要です。
【Q&A】初めてブルガリア旅行に行く人がよくする質問
ブルガリア共和国(通称ブルガリア)は、東ヨーロッパにある国です。かつてはアジアとヨーロッパの交通の玄関口として知られていました。
日本人からすると、ヨーグルトのイメージが強い国です。しかし、それだけではありません。ヨーロッパ最古の都市の1つとされており、7千年前以上の歴史が詰まっています。
ブルガリアへの行き方は?
日本からブルガリアへ行く手段は、飛行機がベストです。主要空港は、ブルガリアの首都、ソフィアにあります。
日本からブルガリアへの直行便はありません。一度ヨーロッパや中東の空港で乗り継ぎが必要です。
飛行時間は最短で17時間になります。
ブルガリアと日本の時差は?
ー7時間で、日本より7時間遅れています。
サマータイム期間中の時差は、ー6時間です。
ブルガリアの治安は安全?
ブルガリアのソフィアの治安は、ヨーロッパの中ではかなり良いほうです。
スリや置き引きに注意さえすれば問題ありません。
私も初めてソフィアへ訪れた際は、全く情報を知らなかったため不安でした。しかし、実際はのどかな街で、人通りの多い道ならば夜歩いてもそれほど危険を感じませんでした。
スリなどに注意しつつ、安全な旅ができるように心がけましょう。
ブルガリアの言語は何?
ブルガリアの公用語は、ブルガリア語です。キリル文字が使われています。
無理に勉強する必要はありません。英語でも大丈夫です。ホテルやレストランの人であれば、大体の人は英語を話せます。
しかし、ブルガリア語しか記載されていない場所もあります。以下の画像は、ソフィアの路面電車の駅案内です。
このような英語表記がない場合は、Google翻訳などの翻訳ツールを駆使していきましょう。
ブルガリアの通貨は何?
ブルガリアの通貨は「レフ」です。
ブルガリアを旅行する場合、少なからず現金が必要です。
ソフィアでは、クレジットカードを使える場所が多くありません。
また、両替をする場合は、ユーロのほうが便利です。円を扱っている両替所もほとんどありません。
ユーロを予め持っていくか、デビットカードで現金を下ろしましょう。
ブルガリアにビザは必要?
日本人国籍の方はビザが免除されています。
しかし、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- 滞在期間が90日以内であること
- 滞在目的が観光、知人、親族訪問、短期商用であること
ブルガリア観光はなぜつまらないと言われてるの?
観光地の知名度が低く、一部ではアクセスや施設が十分に整備されていないため、期待に応えられない場合があるからです。
ブルガリア観光のおすすめの日数は?
5〜7日間が最適です。主要観光地を巡るのに十分な日数です。
ブルガリアのベストシーズンはいつ?
ブルガリアのベストシーズンは、春から秋にかけてです。
この時期は温暖で、日本とも気候が似ています。
また、夜21時ごろまで太陽が出ているので、観光しやすいです。
▼海外旅行好きのためのクレジットカード
ブルガリアの有名な観光地は?
初めてブルガリアへ行くのであれば、首都であるソフィア(Sofia)がおすすめです。
特に下記の四箇所は必須です。
- 公共温泉浴場
- アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
- Museum of illusions
- ヴィトシャ大通り
さっそく見ていきましょう。
公共温泉浴場
地元の人からも憩いの場として使われるシンボルであり、地域の歴史を展示した博物館です。
特に、異国の温泉を手軽に味わいたい方におすすめします。
公共温泉浴場は、かつては浴場として利用されていました。ブルガリアは温泉の出る国として有名です。
ブルガリアの温泉の歴史は古く、古代ローマ時代のころから愛されていました。
既に浴場としての役割は終えていますが、温泉を楽しむことは可能です。
建物の周りに蛇口がいくつか設置されており、そこから温泉が湧き出ています。
ぬるま湯で身体全体を洗うことは禁止されていますが、旅路で汚れた手を洗うには丁度良い温泉です。
また、個人的な理由になりますが、私の旅行人生の中でとても印象に残る場所です。
私は、この温泉を見に行くためにブルガリアへ行きました。手しか洗っていませんが、今でも忘れられない場所です。
ソフィアに行く際にギリシャから夜行バスを利用しましたが、事前にシャワーを浴びれなかったため、かなり不愉快な状態でした。しかし、降りた後にすぐに公共温泉浴場に訪れ、腕の汚れを落とした瞬間は、最高に心地の良い気分でした。
皆様もソフィアに来たら、是非異国の温泉をお楽しみください。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂も、ソフィアのシンボル的存在といっても過言ではありません。
特に、教会巡りが好きな方にはおすすめします。
ブルガリア国内最大級の正教会です。丸いドームが特徴的な建物で、バシリカ建築という様式が採用されています。
中は広々とした空間で、装飾も美しくとても居心地のいい場所です。
また個人的な話になってしまいますが、この教会は私の旅行の楽しみを増やしてくれた観光地の1つです。
私が海外旅行をする際、教会巡りは楽しみの1つです。これまでも世界の数十か所の教会を訪れています。そして、きっかけはこのアレクサンドル・ネフスキー大聖堂でした。
ブルガリアへ来る前までは、教会を訪れたことがありませんでした。最初は物珍しさで訪れましたが、建物の内装を見た瞬間、その美しさに見惚れ、気が付いたら2時間ほど時間が経っていました。
それ以来、ヨーロッパを中心に教会巡りをすることが増え、三度の飯よりも教会が好きになりました。
皆様もブルガリアを含め、海外旅行の際はぜひとも教会へ訪れてみてください。
※内装を撮影する場合は、撮影料金を支払う必要があります。
Museum of illusions
Museum of illusionsは、トリックアートを展示した面白い博物館です。
特に、トリックアートについてあまり詳しくない人におすすめします。
トリックアートとは、人間の錯覚を利用した芸術品です。
「見る角度を変えると別の絵に見える作品」「二次元の絵なのに立体的に見える作品」など、面白いアートが数多く展示されています。
スタッフもとても親切で、展示品の仕組みなどを詳しく解説してくれます。
トリックアートを見て、芸術のセンスを高めましょう。
ヴィトシャ大通り
ヴィトシャ大通りは、市内一の大通りです。
特に、ランチやディナーをするなら、この大通りをお勧めします。
通りにはカフェテラスのレストランが並び、日夜問わず賑やかです。
ブルガリア料理だけではなく、様々な国の料理も通りに揃っています。歩行者専用の通りなので、車の排気ガスに悩まされることもありません。
ヴィトシャ大通りで、のんびりとした時間を過ごしましょう。
以上になります。
ソフィアは他の国と比べて、観光地の数はそれほど多くありません。しかし、のどかで居心地もよく、個人的にはヨーロッパのお気に入りの街の1つです。
ブルガリアのおすすめ料理は?
続いて、ブルガリアのおすすめ料理を紹介します。
日本人がイメージするブルガリアの料理といえば、やはりヨーグルトでしょう。
おすすめする料理も、ヨーグルトが使用されたモノを中心に紹介します。
紹介するのは以下の3つです。
- ブルガリアヨーグルト
- ムサカ
- タラトール
それでは見ていきましょう。
ブルガリアヨーグルト
ブルガリアヨーグルトは日本人のブルガリアのイメージといっても過言ではないでしょう。
その通りで、ブルガリアを含むバルカン半島はヨーグルトの発祥地です。
歴史は深く、紀元前4000年ごろから作られていると言われています。ちなみに、日本でも名高い「明治ブルガリアヨーグルト」は、ブルガリア政府公認の商品です。
ブルガリアに行って、本場のヨーグルトを味わいましょう。
ムサカ
ムサカもブルガリアに来たら是非食べるべき一品です。
ムサカはなすやじゃがいも、ホワイトソース、チーズを層にしたラザニアのような料理です。
ギリシャやトルコの郷土料理でもありますが、ブルガリアのは一味違います。
ブルガリアのムサカは、ホワイトソースの代わりにヨーグルトが使われています。
ギリシャ産やトルコ産とは異なり、ブルガリア産は非常にあっさりした味です。
タラトール
タラトールも、代表的なブルガリア料理の1つです。
特に、夏の暑い時期に食べることをおすすめします。
タラトールは、きゅうりと塩、ヨーグルトを和えた冷たいスープです。
ブルガリアは夏になると暑くなるため、地元の人たちからも愛されています。
夏の暑い季節に行って、冷たいタラトールを味わいましょう。
以上になります。
ブルガリアには、ヨーグルトを使った料理が数多くあります。
ぜひともブルガリアへ訪れ、素晴らしいヨーグルトライフを送りましょう。
ブルガリアでの移動手段は?
続いて、ブルガリアの交通手段についてご紹介します。
ご紹介するのは以下の3つです。
- トラム
- バス
- 列車
さっそく見ていきましょう。
トラム(路面電車)
ソフィア市内を観光するなら、利便性、値段の観点からトラムが一番です。
市内を網羅するように走っており、列車の本数も充実しています。
さらに、運賃設定も非常に安いです。一度の乗車で1.6レフ(日本円で約130円)しかかかりません。
観光客向けに1日乗車券も4レフ(320円)で販売されています。
トラムを利用し、リーズナブルな価格で快適な移動をしましょう。
バス
バスは、ブルガリア国内、国外に出かける際に便利です。
ヨーロッパやトルコ方面に便が出ており、他の国に簡単に行くことができます。
バス停へのアクセスもとても良いです。ブルガリア国鉄のSofia Central駅前にあります。
筆者はソフィアからハンガリーへ行く際、Arda Turというバス会社を利用しました。
Arda Turはブルガリアのバス会社です。周辺国への便があり、イスタンブールやブダペスト、ウィーン、果てはベルリンのほうまで走る便もあります。
私のバスは夜行便でした。
途中セルビアを経由しましたが国境通過時には叩き起こされ、夜中の3時にハンガリーに入国しました。今となってはいい思い出です。
ブルガリアから複数の国へ行かれる方は、是非バスを利用しましょう。
列車
ブルガリアは、鉄道網も発達しています。
バスの椅子に長時間座っているのがキツイ方、ブルガリア国内移動をする方におすすめです。
ブルガリア国鉄(通称БДЖ)は、日本のJRのような鉄道会社です。ブルガリアの各都市を網羅しており、ソフィアからも各方面の列車が発着しています。
列車は特急列車のような座席で、快適な旅を過ごせます。
そして、ブルガリアの列車は上記の画像のように、落書きがひどいです。
日本人にとっては「治安悪そう」「危険なのでは?」と思うでしょう。
しかし、列車の落書きはヨーロッパでは当たり前です。スリや盗難に気を付ければ、問題ありません。
バスのように国内線もありますが、イスタンブール、ルーマニアとの国境地点までのみの列車しか走っておりません。
国内移動ならば、是非ブルガリア国鉄を利用しましょう。
以上になります。
あなたの旅行プランに合った交通手段を選び、快適な移動をしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ブルガリアは、日本ではあまり知られていない国ですが、魅力が詰まった素晴らしい国です。
また、様々な料理にヨーグルトが使われており、日本とは違った料理を楽しめます。
当記事が貴方の旅行の参考になれば幸いです。
ブルガリアでよい旅をお過ごしください。
▼海外旅行好きのためのクレジットカード