「海外旅行を予約したけど両替はどうしたらいいんだろう?」
「どこで、いくら、どのタイミングでするのが正解?」
海外旅行に行く際に必ずと言っていいほど悩むのが両替ではないでしょうか。
両替をする場所は空港や銀行、ホテル、外貨両替サービス、キャッシングなど様々です。
また、両替をいくらするべきなのか、お得にする方法はないのかなど考え出すとキリがないという方も多いと思います。
この記事では海外旅行に行く際の外貨両替について押さえるべきポイントをご紹介します。
この記事で分かること
・両替ができるところ
・国内と海外どちらでするべきか
・両替のタイミングといくらするべきか
・おすすめの両替
・おすすめしない両替
この記事を読めば、迷わず両替をできるようになること間違いなしです!
それでは早速見ていきましょう。
>>初めての海外旅行の持ち物チェックリスト28!シチュエーション別に解説
両替ってどこでできるの?
そもそも、外貨の両替はどこでできるのでしょうか。
国内でも海外でも両替は可能ですが、ここで今一度確認しておきましょう。
外貨両替できる場所1:銀行
銀行は手数料は高めですが簡単かつ安心して両替をできる場所ですね。
日本の銀行はもちろん、海外の銀行でも両替をしてもらうことができます。
しかし、基本的に銀行の営業時間のみの受付になるので、日本の場合は15時までと短かったり土日は不可など制約があるので注意が必要です。
慣れていない場合や安心してサービスを受けたい方におすすめです。
外貨両替できる場所2:空港
日本・海外ともに空港にはたくさんの両替場所があります。
出発前や到着後すぐに両替をすることができるので便利ではありますが、海外の場合は特にレートはあまりよくないことが多いです。
事前に両替をし忘れてしまった場合や、タクシー代やチップ代などの最低限使う金額のために使うのがおすすめです。
外貨両替できる場所3:ホテル
ホテルのフロントでも両替をしてもらえます。
しかし、小さなホテルやゲストハウス、ユースホステル等では対応していないことがほとんどです。
ある程度のランクのホテルであれば両替をしてくれますが、その場合でも日本円に対応をしていない可能性もありますので注意が必要です。
なお、一般的にホテルの両替は非常にレートが悪いと覚えておきましょう。
外貨両替できる場所4:海外現地の両替所
こちらは海外現地に着いてからになりますが、海外の街中にはたくさんの両替所があります。
国にもよりますが日本国内や現地空港での両替よりもレートが良い場合が多く、手数料やレートの比較をしながらよりよい両替所を選ぶとよいでしょう。
ただし、どこの国でもぼったくりや料金のちょろまかしなど悪事を働こうとする人がいると思っておいた方がよいです。
金額は確認してから受け取るようにしましょう。
外貨両替できる場所5:外貨宅配サービス
インターネットでも事前に申し込むことで自宅や勤務先に外貨を届けてくれるサービスです。
両替所などに行く時間を節約できますし、WEB上で完結するので24時間手続きが可能です。
混んでいてイライラする・・・といったことも起きないので余裕をもって済ませたい人におすすめです。
大手銀行のほか、外貨両替専門店や旅行代理店でも実施しています。
各社比較する際は配送料が無料かどうかをチェックするとよいでしょう。
外貨両替できる場所6:ATM(キャッシング)
VISAやMasterのカードを持っていれば世界中の多くの国のATMで現地通貨を引き出すことができます。
「キャッシングは利息が高いから危険なのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、両替所よりお得になる場合も意外と多いんです。
短期間の旅行など、借りてから返すまでの期間が短ければ利息もその分少なくて済みます。
また、最近ではネットで返済できるカードもありますので使い方によってはお得に使うことができますよ。
>>キャッシング◎【最大500万円】海外旅行保険つきのクレカの詳細はこちら!
国内と海外現地どっちで両替するべき?
両替を日本国内であらかじめしておくか、海外についてからするかは誰もが迷ってしまうポイントだと思います。
この答えはどこの国に行くかによって異なるのですが、一言でいうならば「ドル・ユーロは日本国内で、それ以外は現地で」となります。
原理としては、以下の通りです。
ドルやユーロは世界的に見て流通量が多いので円より価値が高くなります。
そのためアメリカやEU各国で円からドルやユーロに両替すると損をしてしまう可能性が高いというわけですね。
両替のタイミングはいつ?いくらするべき?
両替はいつ・いくらするべきなのかも悩んでしまいがちですね。
それぞれ分けて解説していきます。
両替のタイミングはいつ?
タイミングについて国内と海外で見ていきましょう。
国内で両替する場合
時間に余裕がある場合:日本円のレートがよいときを見計らう
時間に余裕がない場合:空港や銀行で直前に行う
※海外で両替する場合
すぐに現金が必要な場合:到着直後、現地空港もしくはATM(キャッシング)
すぐに現金が不要な場合:街中の両替所もしくはATM(キャッシング)
国内で両替する場合は、出発までに時間があるのならば常日頃からレートをチェックしておいて少しでも条件がいいときに両替できると損をせずに済みます。
ただ、出発当日の空港や銀行でも両替はできますのであまり神経質になる必要はないでしょう。
海外で両替する場合は、すぐに現金が必要な場合のみ空港で両替し、すぐに現金がいらない場合は街中の両替所を使う方がお得になるケースが多いです。
両替はいくらするべき?
できるだけ現地通貨の現金は余らせずに帰りたいですよね。
日本に帰ってから再度日本円に戻すとかなり損をしてしまうので基本的に外貨は使い切ってしまいたいものです。
特に海外で両替する場合は、到着後空港からタクシーを使ったりチップを支払うのであれば使う分だけを空港の両替所で両替をしてその後は街中の両替所を使うとよいでしょう。
ただし、滞在中に現金をあまり使わなくて済む場合(クレジットカード払いなどでOKなど)は、回数を分けると手数料分損をしてしまうので一回で済むように調節する方がよい場合もあります。
事前によく確認しておきましょう。
おすすめの両替はどこ?
何を優先するかで人によっておすすめする両替場所も変わってきます。
安心・安全を優先するのであれば銀行や日本国内の空港がよいでしょう。
しかし、レートのよさや手数料の安さなどできるだけ損をしたくない、という場合は現地の両替所もしくはATMでのキャッシングがおすすめです。
キャッシングは慣れてしまえば簡単なので、損をしたくないという方にはおすすめですよ。
私も一度利用してからは、手軽さとお得さからキャッシングをメインにしています!
おすすめしない両替は?
もっともおすすめできないのは、やはりホテルでの両替です。
他と比較した場合でも明らかにレートが悪く手数料も高い場合が多いので、緊急時以外は使わない方がよいでしょう。
それ以外は何を優先するかによって異なります。
レートの良さよりもトラブルやぼったくりの危険を回避したいのであれば、現地の両替所は使わない方がよいかもしれませんね。
ちなみに私は、現地両替所を何度も使用していますが今のところトラブルが起きたことはありません。
まとめ
今回は海外旅行の際の両替について解説しました。
クレジットカード払いやキャッシュレス支払は年々多くの国でも普及していますが、まだまだ現金が必要なシーンもありますよね。
ご自身の行く国では現金がどのくらい必要になりそうかあらかじめチェックしてから両替をするようにしましょう。