「モナコって何が有名?」
「見どころは?1日で周れるモデルコースはある?」
モナコといえば、美しい地中海に面した小さな国で、リゾート地として有名ですよね。
豪華なヨットや高級なカジノ、美しい自然や歴史的な建造物など魅力溢れる観光地は、一度は訪れたみたい!という方も多いのではないでしょうか?
ただモナコは何日くらいで周れるのか、どんな観光名所があるのかなど、実際にはよく知らないという方もいらっしゃるかと思います。
そこでこの記事では、モナコを訪れるなら必見の観光名所やモデルコースなどをご紹介していきます!
ぜひ旅行の計画を立てる際の参考にしてみてくださいね。
お仕事の依頼はこちらから
この記事でわかること
- モナコ観光のモデルコース
- 伝統料理やお土産
- 周辺の観光名所
この記事を読めば、優雅なモナコ旅行を存分に楽しめること間違いなしです!
1日で周れる!モナコ観光のおすすめモデルコース
徒歩でも1日で周れるほど観光名所がぎっしり詰まっているモナコ。
ここではモナコの中心部を北から南に下るルートで、モデルコースを作ってみました。
まずは中心部の北に位置する「日本庭園」からスタートです。
日本庭園
実はモナコには、モナコ市ラルヴォット区のグレース公妃通りに市営の日本庭園があります。
庭園の面積は0.7ヘクタールで、茶室・石庭・滝などもある日本らしい庭園です。
日本の伝統的な庭園を再現したこの庭園は、モナコの人気観光地の1つになっています。
開園時間は午前9時から日没まで。
所要時間:約10分
予算:€0
カジノ・ド・モンテカルロ
カジノ・ド・モンテカルロ(Casino de Monte-Carlo)はモナコのモンテカルロ地区にある豪華で壮麗な建物が特徴的なカジノです。
カジノ・ド・モンテカルロは高級感漂う内装と装飾が施されており、
バカラやブラックジャック、ルーレットなどのカジノゲームを楽しむことができます。
ここのカジノではドレスコードが必要で、過度な肌の露出があるタンクトップやダメージジーンズなどはNGです。(Tシャツやジーパン、スニーカー程度ならOKと言われています)
18歳以上から入ることができますが、入場口ではパスポートの提示が必須ですので、忘れないようにしてくださいね。
また、スロットエリアのみの利用であれば入場無料ですが、そのほかの場所は入場料として€10(約1,500円)が必要です。
ちなみに他のサンカジノやベイカジノ、カジノ・カフェドパリはすべて無料で入場できますし、ドレスコードが必要ない場所も多くありますので、事前に確認してみてくださいね。
所要時間:約5分〜2時間
予算:€0〜??
モナコ大聖堂
モナコ大聖堂(Cathédrale Notre-Dame-Immaculée de Monaco)はモナコのモンテカルロ地区に位置する美しいカトリック教会。
1875年に建設が開始され、1911年に完成しました。建物はモナコの特有の白い大理石を使用しており、豪華で壮麗な外観が特徴です。
大聖堂内部には美しいステンドグラスや装飾が施されており、歴史的な価値と美しさを持つ教会として知られています。
所要時間:約30分〜1時間
予算:€0
海洋博物館
海洋博物館(Musée Océanographique de Monaco)は、モナコのモンテカルロ地区にある世界的に有名な博物館です。
1910年に建設され、海洋学者であり博物学者でもあったアルベール1世の発案によって設立されました。
建物は岩の上に建てられており、海に面した絶景が楽しめる場所に位置しているので、訪れる際にはカメラを忘れずに持ってきてくださいね。
博物館内には海洋生物や海洋の生態系に関する展示があり、世界中の海洋に関する貴重なコレクションが展示されています。
所要時間:約1〜2時間
予算:大人€14 / 学生(13歳~18歳)€10 / 子供(4歳~12歳)€7
旧市街のヴァル地区
旧市街(Monaco Ville)は高台に位置する観光名所。
大公宮殿前の広場から旧市街の地区に足を踏み入れると、まったく別世界の雰囲気!
地中海らしいカラフルな建物が並び、庶民派のレストランやお土産屋さんなどを楽しむことができます。
崖の上にあるため登るのは一苦労ですが、ここの展望台から見るモナコの絶景は思わず深呼吸したくなるほど、海とオレンジの街並みが美しいコントラストになっています。
所要時間:約1〜2時間
予算:€0
大公宮殿
大公宮殿(Palais Princier de Monaco)は、モナコの首都モナコ市にあるモナコ大公家の宮殿。
モナコ大公家の公式な居住地であり、歴史的な建築物としても知られています。
宮殿の外観は美しく豪華で、王室のシンボルである白い大理石を使用しており、内部には美しい装飾や美術品が展示されています。
夜には旧市街から見る夜景と合わせて、ライトアップされている大公宮殿をぜひ写真に納めてくださいね。
所要時間:約1時間
予算:大人€4 / 学生と子供(8歳から14歳まで)€2
【番外編】モンテカルロ市街地コース(F1)
モンテカルロ市街地コース(コース全長3.340km)は、F1モナコグランプリで有名なコース。そんなコースを徒歩で観光する場合のモデルルートをご紹介します。
スタート地点:モンテカルロのカジノ広場からスタートします。カジノ・ド・モンテカルロとホテル・ド・パリの美しい建物が背景にあり、豪華な雰囲気を感じることができます。
ロワヴィエ公園:コースはロワヴィエ公園を抜けます。公園内には美しい花壇や庭園があり、リラックスした雰囲気を楽しむことができます。
カジノ・ヘアピン:最も有名なセクションの一つで、急なヘアピンターンを回ります。このセクションはレースの名物になっています。
モンテカルロ港:コースは美しいモナコ港を通過します。豪華なヨットやクルーズ船が並び、素晴らしい景色を楽しむことができます。
ポルティエ通り:市街地の通りを進みます。ここでは多くの観客が集まり、レースの熱気を感じることができます。
プール地区:モンテカルロのプール地区を通過します。海に沿って走るセクションで、美しい海の景色が広がります。
ロワジャーン地区:コースはロワジャーン地区を通過し、市街地を舞台にしたレースの魅力を堪能します。
ゴール地点:カジノ広場に戻りコースを終えます。ここでは多くの観客が集まり、歓声も最高潮になっていることでしょう。
※レース開催時期以外は一般道路となっているため、交通には十分に注意してください。
【ついでに行きたい】モナコ周辺の観光名所
ここでは、モナコの滞在に余裕がある人に訪れてほしい観光名所を紹介します。
ニース
ニース(Nice)は南フランスの地中海に面した美しいリゾート都市であり、コート・ダジュール地方に位置しています。
地中海の美しいビーチや青い海、快晴が多い温暖な気候は、まさにリゾート地の名にふさわしい場所。
ニースの旧市街は特に魅力的で、石畳の路地やカラフルな建物、伝統的な市場などがあります。また、プロムナード・デ・アングレ(Promenade des Anglais)は美しい海岸線の散歩道であり、天気の良い日にここを散歩するだけでもリラックスすることができます。
市内には美術館や博物館も充実しており、シャガール美術館やマティス美術館など、世界的に有名なコレクションも楽しめます。
そんなニースからモナコへはTER(快速列車)やバスなどでアクセスすることができます。私のおすすめは「バス」での移動!
片道料金は€1.5(約240円)と格安ですが、地中海沿岸を走るため、青く輝く海沿いや近づくモナコの街並みなどを眺めることができ、50分なんてあっという間に経ってしまいます。
エズ村
エズ村(Eze)はニースからモナコへ行く途中に立ち寄ることができる、崖の上の小さな村。
村の入り口から登るように進んでいくと、石畳の路地や中世の建物、石壁の家々などを見ることができ、絵本の世界に迷い込んでしまったかのような雰囲気を味わえます。
道は所々急な坂道になっており、階段もたくさんあるので、スニーカーや動きやすい服装で行くことをおすすめします。
人気観光地の「熱帯植物園」ではサボテンや珍しい色をした植物を見ることができ、頂上まで行くと、展望台から地中海の美しい街並みを見下ろすことができますよ。
入場料は大人€6・学生€3.5・子供(12歳未満)無料となっていますが、エズ村に来てこの絶景を見ないというのはもったいないので、ぜひ訪れてみてください。
カンヌ
カンヌ(Cannes)はコート・ダジュール地方にある「カンヌ国際映画祭」で有名な南東部のリゾート都市。
美しい地中海に面した海岸線と青い海が特徴です。
プロムナード・ド・ラ・クロワゼット(Promenade de la Croisette)は、美しい海岸線に沿って広がる散歩道で、高級ホテルやレストラン、ブティックなどが立ち並びます。
旧市街は石畳の路地や歴史的な建物が残り、風情豊かな雰囲気が漂っています。サン・サンス通り(Rue Meynadier)やマルケ通り(Rue du Marché)では地元のお店や市場が楽しめますよ。
モナコってどんな国?よくある質問
まずはモナコの基本情報から見ていきましょう。
モナコはフランスと接する地中海に面した小さな君主制国家で、正式名称は「モナコ公国」です。
その面積は2.1 km2とかなり小さく、東京都内の台東区や荒川区などとほぼ同面積になります。
首都はモンテカルロ。美しい海岸線や絶景を楽しむことができる一方で、小さな国ながらも高級なブティックやレストランが立ち並び、贅沢な雰囲気が漂っています。またF1モナコグランプリなどの国際的なイベントでも知られています。
独特の魅力を持つモナコは、高級リゾートを満喫したり、歴史的な場所を訪れたりすることができるニッチな旅先ですね!
モナコへの行き方は?
2024年9月現在、日本からモナコ行きの直行便は就航していません。
そのためフランスのパリやリヨン、ニースなどで乗り継ぎ、モナコへ向かいます。
最も近い空港は「ニース空港」です。
ニースからのアクセスは後ほどご説明しますね。
飛行時間は約16〜19時間になります。
エアトリ
航空券・飛行機のチケット予約ができるアプリ
★★★★☆(3.9)3036件の評価
\アプリ限定でポイント還元率MAX8%!/
モナコとの時差は?
ー7時間時間で、日本より7時間遅れています。
サマータイム期間中の時差はー8時間です。
モナコの言語は?
公用語としてフランス語が話されていますが、モナコ語(リグリア語の方言)やイタリア語、英語も通じます。
モナコの通貨って何?
モナコの通貨はユーロ(€)です。
モナコではVISAは必要?
観光目的での90日以内の滞在についてビザは不要です。
モナコのおすすめの料理は?
モナコにはおすすめの伝統料理がいつくかあります。
- バルバジュアン
- ソッカ
- ストカフィ
バルバジュアン
バルバジュアン(Barbagiuan)は、モナコやニース、フランス・リグリア地域圏で人気のある伝統的な料理です。
パイ生地で包まれた典型的な地中海の料理で、主にスイスチャードやスピナッチ、リコッタチーズ、玉ねぎ、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ、ハーブなどの具がたっぷり詰められています。
ソッカ
ソッカ(Socca)はチックピー(グラム粉)を主成分とする薄焼きパンのような料理で、グラム粉とオリーブオイル、塩を混ぜて作られます。
その後、高温のオーブンで焼かれ、カリッとした外側としっとりとした内側の食感が特徴です。
ソッカは屋台やレストランで手軽に食べることができ、海辺や公共広場などでビールやワインと一緒にいただく通な楽しみ方もあります。
ストカフィ
ストカフィ(Stocafi)はモナコの伝統的な料理として知られる魚料理です。
通常はタラの塩漬けを干したもので、一般的にトマトソースやオリーブオイル、ニンニク、玉ねぎ、ハーブなどと一緒に煮込まれています。
日本で作る際には、「真だらの味噌漬け」を代用しても美味しいですよ!
モナコのおすすめのお土産は?
モナコ旅行で買っておきたいお土産は以下の通りです。
- 王室御用達のチョコレート
- 陶器
- 切手
王室御用達のチョコレート
モナコで買いたいチョコレートといえば、「Chocolaterie de Monaco(ショコラトリー・ドゥ・モナコ)」!このチョコレートは高品質な素材を使って手作りされており、豪華なパッケージに包まれているので、贈り物としても喜ばれるアイテムです。
さまざまな味のチョコレートが取り揃えられているので、ナッツやフルーツ、カラメルやコーヒー、そしてモナコ特産のオリーブオイルなど、バラエティ豊かなフレーバーが楽しめます。
陶器
モナコ旅行でも人気のある土産品である陶器製品。
モナコの伝統的なデザインや風景をモチーフにしたものが多く、食器やカップ、花瓶、置物など、さまざまなアイテムが取り揃えられています。
また、地中海の美しい色合いを表現したブルーやグリーンの陶器も人気があります!
切手
コレクションしている方も多いであろう「切手」
ここモナコでもお土産として郵便局やお土産屋さんなどで切手を買うことができます!モナコの切手は有名な建物や風景、歴史的なイベントなどが描かれていて、特にモナコ大公家やグレース・ケリーなど、モナコのロイヤルファミリーに関連した切手が人気です。
切手は軽く荷物にもならないので、手軽に買うことのできるお土産の代表ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
モナコは世界で2番目に小さい国でありながら、観光名所やグルメなど見どころ満載のリゾート地です。1日観光なら1〜3万円ほどあれば十分楽しめます!
ちなみにモナコには観光客向けに乗り降り自由な「オープントップバス」もあります。
バスルートの12の停留所の中で、海洋博物館や大公宮、モナコ大聖堂など、行きたい場所を自分のペースで周ることができるので、「有名観光地を効率よく周りたい!」という場合には、ぜひ活用してみてくださいね!
モナコでの素敵な旅が最高の思い出になりますように!