旅行の準備で欠かせないのがスーツケース。
安価な物から数十万円する高価な物まであり、種類も豊富です。
いざ、スーツケースを買うぞ!と思っても、
「何を重視して選べばいいか分からない」
「そもそもスーツケースの違いがよく分からない」
「おすすめのスーツケースが知りたい」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんなお悩みを解決します!
公式ブログ「ぽちの家」
【日数別】海外旅行におすすめのスーツケース12選
海外旅行におすすめのスーツケースを、日数別に紹介します。
スーツケース選びの参考にしてくださいね。
【1~3日間】おすすめスーツケース
言わずと知れたスーツケースの有名ブランド「RIMOWA(リモワ)」。
丈夫なアルミ素材を使ったベーシックモデル。
生涯保証があり一生もののスーツケースにも。
360℃自由に回転する耐衝撃静音ダブルキャスターを採用。
耐久性に優れたポリカーボネート100%利用。
フロントオープンタイプで、ちょっとした荷物の出し入れも楽々。
拡張機能付で容量を20%アップ可能。
大手YKKのファスナーを採用し、ファスナーによる不具合を解消。
ダブルキャスターでスムーズな動きを実現。
裏地付きのシンプルなソフト素材のスーツケース。
拡張性があり最大で25%の容量アップが可能。
安心のAmazonベーシック商品テスト済み。
【4~6日間】おすすめのスーツケース
アポロ11号の月面着陸時に使用されたことで有名な「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)」。
ポリカーボネート素材でありながら、金属感のあるデザインに仕上げた軽量タイプ。
安心の長期保証&アフターサービス。
無印良品らしいシンプルで機能性の高いデザイン。
転がり防止のストッパー付きダブルキャスターを採用。
軽くて丈夫なポリカーボネート100%でありながら、一部再生素材を使い環境にも優しい。
日本発のスーツケースブランド「レジェンドウォーカー」。
拡張機能付で容量を20%アップ可能。
手頃な価格と17色の豊富なカラーが魅力。
撥水加工を施したソフト素材のスーツケース。
54リットルの大きさで2.6㎏の軽量。
従来より大きい直径50㎜の大きなタイヤで動きも滑らか。
【7日間以上】おすすめスーツケース
スーツケース世界シェアNo.1ブランドの「SAMOSONITE(サムソナイト)」。
革命的な新素材“カーヴ”を採用することで、68リットルの大きさでわずか2.5㎏の超軽量を実現。
大人気のシーライトシリーズ。
静音ダブルキャスターのリーズナブルなスーツケース。
荷物がかけられる隠しフック付き。
10色の豊富なカラーバリエーション。
日本発のスーツケースブランド「レジェンドウォーカー」。
人気のアルミフレームを使ったクラシックなデザイン。
ダブルキャスター、ダイヤル式TASロック搭載。
色が選べるソフト素材のスーツケース。
95リットルで重さ2.9㎏の超軽量。
片側オープンで場所を取らずに開閉可能。
海外旅行で最適なスーツケース選びで押さえるべき3つのポイント
まずスーツケースを購入するにあたって、押さえるべき3つのポイントを紹介します。
この3つを始めに決めておけば、スーツケース選びがぐっとラクになりますよ。
ちょうどいいサイズを選ぶ
「大は小を兼ねる」ということわざもありますが、スーツケースは大きければいいというものでもありません。
大きすぎると、中がスカスカでスーツケースの中身がぐちゃぐちゃになってしまったり、物を入れすぎて飛行機の規定の重量を超えてしまい超過料金が発生!なんてことも。
旅行の日数に合った大きさのスーツケースを選びましょう。
一般的に“1泊につき10リットル”が容量の目安になります。
荷物が多い方や、お土産をたくさん買う予定がある方はこれより少し大きいサイズを参考に選んでみてください。
1~2泊 | ~25リットル |
---|---|
2~3泊 | 25~40リットル |
3~5泊 | 35~60リットル |
5~7泊 | 55~80リットル |
8泊以上 | 90リットル以上 |
また、宿泊日数が少ない場合は機内持ち込みが出来るサイズも検討しましょう。
スーツケースを預けると、自分の荷物が出てくるまでターンテーブルの前でずっと待つ必要があり、意外と時間がかかります。
機内持ち込みは液体物など持ち物に制限もありますが、空港で荷物を受け取る手間が省けるので時間の節約にもなります。
ANAとJALの国際線の場合は、
機内持ち込み荷物の3辺(縦・横・高さ)の合計が115㎝以内かつ、3辺それぞれの長さが55㎝×40㎝×25㎝以内。
重さが10㎏以内と定められています。
※受託手荷物・機内持ち込みのサイズは、搭乗する航空会社で異なるのでHPなどで必ず確認しましょう。
特にLCCは条件が厳しい場合があるので、要確認です。
スーツケースの素材を選ぶ
スーツケースの素材は大きく2つに分かれます。
プラスチックのような固い素材のハードタイプと、布のような素材のソフトタイプです。
それぞれにメリット・デメリットがあるので旅行スタイルにあった素材を選びましょう。
ハードタイプ
素材はABS樹脂やポリカーボネートなどの耐久性のあるプラスチックやアルミを使用しているのが一般的です。
ABS樹脂より軽いポリカーボネートを使ったスーツケースが主流になっていますが、低価格な物はハイブリット樹脂(ASB樹脂とポリカーボネートを混ぜた素材)が多いです。
高級スーツケースには頑丈なアルミを使った物もあります。
ハードタイプは丈夫なので、安全性を重視したい人におすすめです。
海外の空港ではスーツケースを投げたりと雑に扱われることも多いので、ハードタイプの方が中身への衝撃が少ないです。
ハードタイプのメリット
- 頑丈で安全性が高い
- 衝撃で割れる可能性がある
- 耐久性・防水性がある
ハードタイプのデメリット
- 重い
- カラーやデザインの種類が多い
- 素材によっては高額
ソフトタイプ
素材はポリエステルやナイロンを使用しているのが一般的です。
ソフトタイプは、刃物などで切り裂ける点からハードタイプと比べると安全性に劣ります。
しかし、ハードタイプより軽く扱いやすいので重さと価格を重視したい人におすすめです。
片面開きが出来たり、ポケットがついていたりと荷物の出し入れがしやすいのも特徴です。
特に機内持ち込みする方にはソフトタイプがおすすめです。
ソフトタイプのメリット
防水性がない
手頃な価格のものが多い
ソフトタイプのデメリット
荷物の出し入れがラク
デザイン・色が限られる
キャスターに注目して選ぶ
移動の際に荷物をストレスなく運べるかどうかは、キャスターにかかっているといっても過言ではありません。
しかし、スーツケースの重さを全て支えるキャスターは、一番故障しやすい箇所でもあります。
旅先でキャスターが壊れてしまうと、何キロもあるスーツケースを抱えて運ぶことになるので、キャスターは、頑丈でスムーズに動く物を選びましょう。
キャスターでチェックしたい点は、
- 360℃スムーズに動くか
- キャスターと本体のつなぎ目がしっかりしているか
- 2輪タイプか4輪タイプか
2輪タイプはタイヤが埋め込まれているので頑丈で、自立させた時に転がる心配がありませんが、荷物の多い海外旅行では4輪タイプがおすすめです。
4輪タイプは傾けなくても押して運べるため、重たいスーツケースを楽に運べます。
ストッパーが付いてる物もあり、勝手に転がらないのでバスや電車に乗る際に便利です。
また、1つのキャスターに2つのタイヤがついている“ダブルキャスター”や、タイヤの大きさが大き目のものは、タイヤへの負担が分散されてより安定します。
実物がみられないインターネットで購入する場合は、キャスターの強度に関して記載があるものや、口コミをしっかりチェックしましょう。
有名ブランドであれば、万が一壊れた際の修理対応もしっかりしているので安心です。
自分に合ったスーツケースを選ぼう
サイズ・素材・キャスターが決まったら、あとは細かな機能やデザインを確認して自分の用途に合ったスーツケースを選びましょう。
重さは軽いものを
ハードタイプでもソフトタイプでも、出来るだけ軽いものを選ぶようにしましょう。
飛行機に積み込む荷物は一般的に無料で乗せられる重さが決まっており、それを超えると超過料金がかかります。
そのためスーツケース自体が重たいと、その分中に入れられる荷物の量も限られてしまいます。
ただし、多少重たくても長く使うことを考慮して、頑丈でスタイリッシュなアルミ製のスーツケースを選ぶ選択肢もあります。
鍵の種類を確認
スーツケースのロックは、鍵をかけるタイプとダイヤルロックのタイプがあります。
ダイアルタイプは鍵を無くす心配がなく便利な一方、衝撃で歪んでしまうとロックが解除できなくなるケースもあります。
また“TASロック”が付いているかも確認しましょう。
TASロックは、アメリカの同時多発テロ事件を機に導入されました。
セキュリティチェックとして乗客の荷物をランダムに検査するに当たり、ロックがかかっていると鍵を壊して検査をします。
TASロックが付いていれば施錠されていても、専用ツールを使って鍵を壊すことなく開けられます。
乗り継ぎを含めアメリカ圏に行く予定がある方は、TASロック付きのスーツケースを選ぶようにしましょう。
開閉口はフレームタイプorファスナータイプ
スーツケースの開閉部分は、金属のフレームタイプとファスナータイプがあります。
それぞれの特徴はこちらです。
▼フレームタイプ
- 丈夫で壊されにくいので防犯に優れている
- 防水性がある
- 金属でできているため重たい
▼ファスナータイプ
- フレームタイプより軽い
- ファスナー部分が衝撃を吸収し本体の破損を防ぐ
- ファスナー部分を壊されやすい
デザイン
デザインもスーツケース選びで重視したい点のひとつです。
好みのデザインは、それだけでテンションがあがりますよね。
目立つデザインや色のスーツケースは、荷物の取り間違い防止にもなります。
上着や化粧品など、すぐに出し入れしたい荷物がある人には、外側にポケットが付いているタイプやフロントオープンタイプのデザインがおすすめです。
拡張機能が付いたスーツケースなら、保管の際は小さくでき、荷物が増えても容量を増やせるので便利です。
お気に入りのデザインを見つけてくださいね。
旅行グッズでロストバゲージ対策
旅行中に荷物がなくなるロストバゲージはできるだけ防ぎたいですよね。
ここではロストバゲージ対策にもなる旅行グッズを紹介します。
●スーツケースベルト
スーツケースの中身が飛び出すのを防ぐ役割があるスーツケースベルトですが、他のスーツケースとの差別化としても便利なアイテムです。
ロストバゲージの原因の一つに、空港での荷物受け取りの際に誤って他の人が持って行ってしまうケースがあります。
スーツケースベルトをつけることで、自分の荷物の目印になります。
安心のTASロック付き。豊富な12種類のカラーから選べる。
人と被りにくい個性的なデザイン。2本入り。
●ネームタグ
万が一、荷物がなくなってしまった時のためにネームタグは必須です。
名前はパスポートと同じアルファベットで記入し、携帯の連絡先も記載するようにしましょう。
個人情報を隠せるカバー付き。簡単取り付け。
個人情報を隠せるカバー付き。丈夫で長持ち。
その他にもロストバゲージで困らないために、
- 過去のタグやバーコードは全て外す
- スーツケースの写真を撮っておく
- 貴重品は入れない
など気を付けましょう。
使用頻度が少ない人はレンタルもおすすめ
スーツケースは大きくかさばるので、収納場所を選びます。
特にサイズ違いで複数持つのはなかなか大変です。
旅行に行く頻度が少ない人は、スーツケースのレンタルも便利ですよ。
Q&A
Q:スーツケースを預ける際の注意事項は?
スーツケースを預ける際は下記の点に注意しましょう。
- 航空会社規定の大きさ・重さを確認する
- 持ち込み制限を確認する
- 貴重品を入れない
- 壊れやすいものは衣類などの間に入れる
- ネームタグをつける
規定の大きさや、持ち込み制限のあるものは航空会社のHPで確認できます。
空港で荷物を広げることにならないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。
Q:スーツケースに入れては入れない物は?
航空会社によって多少の違いはありますが、一般的には下記の物は禁止されています。
事前に航空会社のHP で確認しましょう。
- モバイルバッテリーや電子たばこなどの電池類
- ガスボンベや殺虫剤などのスプレー缶類
- 花火、クラッカーなどの火薬物
- ライター、マッチ
- コードレスアイロン、瞬間冷却剤など
Q:海外旅行でキャリーケースの大きさに制限はある?
キャリーケースの大きさや重さは、航空会社や航空券のクラスにより異なります。
こちらも事前にHPなどで確認しておくようにしましょう。
参考までにANAの国際線のエコノミークラスでは、
1個あたり23㎏まで
キャスターと持ち手を含む3辺(縦・横・高さ)の合計が158㎝以内
2個まで
※これを超える場合は、超過手荷物料金が発生します。
また、楽器やスポーツ用品などの大型の荷物は別途確認が必要です。
まとめ
スーツケースの選び方から違い、おすすめ商品まで紹介しました。
スーツケース選びでまず押さえておくポイントは3つです!
宿泊日数に合ったサイズを選ぶ。目安は1泊10リットル。
素材は、頑丈なハードタイプor軽量で安価なソフトタイプか決める
キャスターは丈夫でスムーズに動くものを選ぶ
セキュリティや防水性が気になる方はハードタイプのフレーム式、軽くてリーズナブルなものがいい方や機内持ち込みをする方はソフトタイプがおすすめです。
種類が多くて選ぶのが大変なスーツケースですが、ポイントさえ押さえれば自分に合ったスーツケースが見つかるはず!
お気に入りのスーツケースを相棒に、素敵な旅を楽しんでくださいね