ジンバブエ旅行で気を付けるべきことは?観光スポットは?
ジンバブエはヴィクトリアの滝をはじめとする多くの自然・歴史的観光スポットが多くあり、行ってみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざジンバブエに行くとなると、どこに行くべきか、何に気を付けるべきか迷ってしまうこともあると思います。
また、ジンバブエはエリアによっては停電や断水が頻繁に発生するので、旅行前にしっかりと準備することが大切です。
この記事でわかること
・ジンバブエの観光スポットと通貨
・ジンバブエの基礎情報
・ジンバブエの治安
・ジンバブエに行く前に知っておくべきこと
この記事を読めば、ジンバブエ滞在の事前準備ができ、旅行を存分に楽しめること間違いなしですよ。
それでは早速見ていきましょう。
ジンバブエが「やばい」っと言われる3つの理由
日本から遠く離れた国「ジンバブエ」、あまり馴染みのない日本人も多いのではないでしょうか。
そんなジンバブエがなぜやばいと言われるのか、観光スポットと通貨の歴史から見ていきましょう。
ジンバブエのやばい観光スポット:ヴィクトリア滝のデビルズプール
ヴィクトリアの滝は世界三大瀑布のひとつで、大きさは幅約1,700m、落差約108mにもおよび、地球の裂け目とも呼ばれます。
乾季(9月~12月)の水量が少ない時期限定でデビルズプールのツアーに参加でき、滝の淵で恐怖の絶景を楽しめます。
基本的には安全ですが過去には死亡事故が発生しているので、ガイドの指示に従い安全を最優先して楽しんでください。
その他にもヘリコプターツアーや、ラフティング、落差111mのバンジージャンプなど多くのアクティビティがあり、様々な角度からヴィクトリアの滝を楽しめます。
その他のおすすめ観光スポット
・グレート・ジンバブエ遺跡
・ワンゲ国立公園
・マトボの丘群
・マナ・プールズ国立公園
・チノイ洞窟
ジンバブエドルはもう使えない?やばすぎるジンバブエの通貨
ジンバブエドルは、激しいハイパーインフレを起こした通貨です。
既に廃止されていますが、100兆ジンバブエドル紙幣を発行したとして有名ですね。
ジンバブエドルが登場した1980年は、1ジンバブエドル=約324円でしたが、ハイパーインフレの末期2008年のレートだと1ジンバブエドル=約0.0000000000086円にもなってしまったそうです。ジンバブエドルやばいですね。
現在のジンバブエの法定通貨は2019年に導入された「RTGSドル」ですが、紙幣不足により2020年に米ドルが再導入されています。
2022年にジンバブエを旅した際には、米ドルのみを使い、ジンバブエの新通貨「RTGS」が使われているのは一度も見ませんでした。
レストランや宿でも米ドルで支払い、ATMからのキャッシングも米ドルがでてきました。
砂を食べる?ジンバブエのやばい食文化
ジンバブエでは、アリが運んできた砂を食べるそうです。
なんとその砂には、妊婦の女性に嬉しいミネラル成分が多く含まれていて、ジンバブエ人にとっては天然のサプリのような感じなんだとか。
その他にも、マドゥラと呼ばれるイモムシがスーパーで量り売りされていて、簡単に入手できます。
ピーナッツバターをお米に和えて食べたり、30分以上茹でたふにゃふにゃのパスタが好まれるなど、ジンバブエの食文化はかなりやばくて面白そうですね。
ジンバブエってどんな国?ジンバブエに行く前に知っておきたい基礎知識
それでは、ジンバブエの基本情報を抑えていきましょう。
ジンバブエへの行き方は?
2024年8月現在、ジンバブエへの直行便はありません。
シンガポールや香港からエチオピアのアジスアベバや中東を経由して、ジンバブエに入るのが一般的です。
乗り継ぎ時間も含めて30時間ほどかかります。
ヴィクトリアの滝観光の玄関都市にある、ヴィクトリアフォールズ国際空港へは南アフリカのヨハネスブルグより毎日フライトがあります。
ジンバブエの時差は?
-7時間で、日本より7時間遅れています。
ジンバブエは何語?英語は通じる?
ジンバブエには16の公用語があり、英語、ショナ語、ンデベレ語などが話されています。
しかし、観光の際は基本的に英語が使えれば問題ありません。
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ジンバブエはジンバブエの治安はやばい?外務省×体験談から解説
海外旅行、特にアフリカとなればその国の治安は気になりますよね。
ジンバブエを訪れるにあたり、ジンバブエの治安について事前に知っておきましょう。
外務省によるジンバブエの危険度
外務省の渡航の危険情報によると、ジンバブエ全土で危険度はレベル1の「十分注意」とされています。
ジンバブエの治安は極端に悪いわけではありませんが、ひっ たくりや車上荒らしといった一般犯罪の発生率は日本の約10倍であるといわれています。
ジンバブエを旅した私の所感
私は一週間ほどジンバブエに滞在で、ヴィクトリアフォールズと首都のハラレに行きましたが、治安に関しては「気を付けていれば問題ない!」というのが正直な感想です。
ヴィクトリアフォールズからハラレへの夜行バスも安心して利用でき、日中であれば女性1人での街歩きも問題ありませんでした。
しかし、貴重品の管理の徹底や治安の悪い場所には行かない、夜間の外出は控えるなど基本的な安全対策はもちろん必要です。
ヴィクトリアフォールズでは、象やイノシシ、マングースなどの野生動物が街に出てくるので、犯罪被害よりも動物のトラブルがないか不安でした。
特にヴィクトリアフォールズでの夜間行動は、野生動物に襲われる可能性が高いので控えてください。
首都ハラレの街は交通量が多く、交通ルールも曖昧なので交通事故に注意しましょう。
ジンバブエに行く前に知っておくべきこと
一般的に日本人は金持ちと思われており、犯罪のターゲットになり易いと言えます。
ジンバブエでの安全対策や現地のマナーを確認しましょう。
安全対策
ジンバブエ観光では以下の事に注意しましょう。
安全対策
・貴重品を人目のある場所に置かない
・ジュエリーや時計などなどは極力身に着けない
・スマートフォンを屋外で使用しない
・ATMの利用は慎重に行う
・夜間は出歩かない
・流しのタクシーの利用を控える
ジンバブエの警察はパトロール範囲が限定的であること、犯罪発生後現場に到着するまで約1時間も掛かることから、あまりあてにならないといわれています。
自分の身は自分で守るという意識を持ち、防犯意識は常に持っておきましょう。
ヴィクトリアフォールズでは野生動物による被害に注意が必要です。
現地の文化やマナー
ジンバブエにはチップの習慣があります。
ツアーガイドやドライバーなど、自分の満足度によってチップを払うのがマナーです。
水道水は飲める?
水道水は飲用としてはふさわしくない場合が多いため、市販のペットボトルの飲料水を利用してください。氷にも注意が必要です。
停電への備え
停電も頻繁に発生しているため、備蓄やライト(懐中電灯等)、モバイルバッテリーを準備しておくことをおすすめします。
宿によっては発電機の備えがあり停電中も電気を使えますが、私がハラレに滞在時は1日の半分以上が停電している状態でした。
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まとめ
ジンバブエは、ヴィクトリアの滝をはじめとする壮大な自然があり、世界中から観光客が集まる国です。
治安の懸念点や、停電・断水の問題もあるため、安全に旅を楽しむために事前の情報収集と準備が大切です。
この記事を参考に、ジンバブエを安全に満喫してもらえたら嬉しいです!
あなたのジンバブエ旅行が素敵な思い出となりますように!