「南アフリカ留学って実際どうなの?」
「南アフリカに留学した人の体験談が聞きたい!」
南アフリカは英語留学におすすめな国であることを知っていますか?
アメリカやカナダなどの人気留学先で本場の英語を学ぶのも良いですが、実は南アフリカは英語に集中できる環境が整っているのです。
しかし、南アフリカでの留学が気になるものの、南アフリカ留学に関する情報が少なく迷っているという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、南アフリカのケープタウンに1年間留学した筆者が、南アフリカ留学の体験談を留学前の準備から治安まで赤裸々に紹介します。
この記事で分かること
・南アフリカ留学の準備について
・南アフリカ留学のリアルな体験談
・南アフリカ留学の魅力
・南アフリカの治安と気を付けるべきこと
この記事を読めば、南アフリカ留学の魅力や注意点が具体的にわかります。
それでは早速見ていきましょう。
どうして南アフリカ?留学決断の理由
まずは、数ある国の中からなぜ南アフリカを留学先に選んだのかお伝えします。
南アフリカを留学先に決断した理由
その理由は3つ、
3つの理由
・日本人が少ない場所で英語に集中できる環境に身を置きたかった
・学校の授業以外にボランティア活動に参加したかった
・アフリカでの多文化共存の生活に憧れがあった
皆さんそれぞれ留学をする目的や目標は違うと思いますが、南アフリカ留学を選択した背景にはこの大きな3つの理由があります。
実際に南アフリカの留学では、英語漬けの毎日を送ることができ、英語力は早いスピードで向上しました。
また、ボランティア活動やホームステイを通して自己成長や異文化理解を深めることができ、想像していたよりも遥かに満足の行く留学生活を送ることができました。
出発前の正直な感情や期待
出発前の正直な感情や期待は、6割がワクワク、4割は不安というのが正直な気持ちでした。
これから始まるアフリカでの留学生活にはワクワクしていたものの、南アフリカ留学に関する情報の少なさや、治安の不安がありました。
留学前にはよく「南アフリカ 治安 女」と検索して不安になったり、気を付ければ大丈夫だと言い聞かせたりする日々でした。
南アフリカの留学費用は220万円
ずばり1年間のケープタウンへの語学学校への留学費用は220万円ほどです。
この値段に含まれるのは、
留学費用の内訳
・週5日の授業料
・テキストブック
・ホームステイ(他国学生とのシェアルーム)
・食事(平日2食と休日3食)
航空券や通信料等は別途払う必要があります。
決して安い値段ではありませんが、アメリカやカナダなどと比較したら安い方だと思います。
物価が高いわけではないので、生活費を抑えることができます。
外食費や交通費、娯楽費を合わせて1か月で5万円ほどあると良いでしょう。
南アフリカ留学で必要な準備と持ち物
南アフリカの場合、90日以内の留学であれば観光ビザで滞在できます。
3か月を超える場合は学生ビザを取得しなければなりません。
学生ビザを取得する
南アフリカの学生ビザ取得までの大まかな流れは、
- 南アフリカ大使館にメールをし、ビザ申請書類を取り寄せる
- 申請に必要な書類を集める
- 南アフリカ大使館に行き、書類を提出しビザ申請費用を支払う
- ビザを受け取る
南アフリカの学生ビザ取得に必要だった書類は、(2022年4月時点)
留学の必要書類
・アプリケーションフォーム *指定フォーム
・パスポート
・パスポートサイズの写真2枚
・銀行の残高証明書
・銀行口座の直近3カ月の取引証明書(翻訳会社に英訳依頼)
・犯罪経歴証明書
・航空券
・健康証明書 *指定フォーム
・レントゲン検査証明書 *指定フォーム
・入学許可書
・滞在先証明書
・留学中の医療保険加入証明書
・両親からのレター
・申請費用 4300円
申請から発行までには約14日営業日がかかります。
私は書類の再提出になり、ビザ受け取りまで約1か月半かかりました。
南アフリカ留学の持ち物
基本的には他の国と同様の持ち物の準備で大丈夫ですが、特に以下の3つを用意しておくと南アフリカ生活で役立つでしょう。
変換プラグ(B3LとCタイプ)
南アフリカではB3LとCタイプの両方が使われていますが、B3Lタイプの方が重宝します。
B3タイプと形は似ていますが、南アフリカでは使えません。事前にネットで購入するといいでしょう。
モバイルバッテリー
南アフリカではLoadsheddingと呼ばれる停電がほぼ毎日起こります。
モバイルバッテリーがあると急な停電時にも対応できるので安心です。
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ウルトラダウン
意外にも南アフリカの冬は寒いです。
特にケープタウンは、1日に4つの季節があるともいわれ、天候が1日の間にガラッと変化するので、コンパクトに持ち運べるウルトラダウンがおすすめです。
南アフリカ留学生活ってどんな感じ?
この章では、1年間南アフリカに留学した私の生活体験談について紹介します。
ホームステイ先は?ムスリム家庭での体験談
私は1年間ムスリムのホストファミリーにお世話になりました。
イスラム教徒の特有のラマダンやハラルフード、慣習に触れ、ヒジャブを被り地元モスクでの礼拝に連れて行ってもらうこともありました。
休日はホストファミリーとビーチやハイキングに行ったり、伝統料理を一緒に作るなどして過ごすこともあります。
また、この家庭は他に4人の留学生を受け入れていたので、常に他国の留学生とルームシェアをしていました。
1年間のハウスメイト/ルームメイトの国籍はコロンビア、スウェーデン、フランス、スイス、ドイツ、メキシ コ、アンゴラetc… とかなり国際的な環境下で暮らすことができました。
様々な国籍の学生がいる語学学校での体験談
私が通っていた語学学校は、英語のレベルによってクラスが分けられていたため、自分と同等レベルの英語力の生徒と一緒に授業を受けます。
定期的に英語のレベルアップテストがあり、合格すると上のクラスに行くという感じです。南アフリカの歴史や文化を学ぶという授業もありました。
南アフリカ留学に来る学生の国籍は、ドイツ、フランス、スイス、サウジアラビアなどが多い印象で、日本人はかなり少ないです。
南アフリカ留学の4つの魅力!1年間滞在した私が解説
南アフリカ留学は他の国では体験できないユニークな魅力が多くあります。
ボランティア活動への参加
貧富の差が大きい南アフリカでは、ボランティアを必要としている施設が多くあります。
国際協力分野に興味・関心のある学生にとって非常に貴重な経験を得ることができます。
実際に、ケープタウンの貧困地域にあるタウン シップ内の学童施設で約半年間活動をしていました。
語学学校の授業が終わった放課後に施設を訪れ、子供たちの宿題のサポートやご飯の配給が主な仕事でした。
アジア人が少ないことがメリットに
南アフリカ留学をする日本人は、他の国と比較して圧倒的に少ないです。
そのため、英語漬けの生活を簡単に送ることができ、英語漬けの生活を送ることができ、英語力の向上スピードはかなり速いと思います。
留学していても日本人とばかりいることはありませんし、外国人との交流が増えます。
アジア人が少ないこともあり、街やカフェなどにいても多くの人が自分に興味を持って話しかけてくれます。
現地の人とコミュニケーションをとるハードルは低いです。
アジア人が少ないこともあり、登校中に道でスカウトされた映像会社で、ストックフォトモデルを約半年間することになったなんてこともありました。
とにかく自然が豊か!アクティビティが豊富
テーブルマウンテンのハイキングや、ビーチでのんびりするなど自然のアクティビティが多いのが魅力です。
自然のなかでリラックスでき、他の留学生との会話が増え、自然と英語力も向上します。
また、自然のアクティビティはお金がかからないため、学生にとっても手軽に楽しめるポイントです。
多文化共生とはこのこと
人種、民族、文化などの多様性に溢れ、平和的共存を目指す南アフリカは「虹の国」とも呼ばれています。
11の言語が公用語として認められており、文化や宗教も様々です。
そんな中での生活は毎日が刺激的で、グローバルな視点を身に付けられます。
南アフリカ人のほとんどは英語+その他の言語を話します。
南アフリカの治安は?留学中に気を付けていたこと
治安は、南アフリカ留学を考える際の最も悩むポイントですよね。
南アフリカのケープタウンに留学していたので、ケープタウンの治安について説明します。
結論から言うと、適切な注意を払っていれば問題ありません。
私が留学したケープタウンでは、富裕層が多く住むエリアであるため、日中の治安は他の国とあまり変わりませんでした。
実際に1年間滞在しましたが、犯罪被害に遭ったことはありません。
しかし、犯罪に巻き込まれないように注意が必要です。
以下は私が留意していたポイントです。
・少しの移動でもUberを使うようにする
・夜の外歩きは決してしない
・人気のない道は通らない
・貴重品は後ろポケットにしまわない
・ながらスマホをしない
・道沿いにあるATMは使わない
これらの基本的な注意事項を守れば、安全に留学生活を送ることができます。
まとめ
南アフリカは日本人が少なく、英語学習に集中できる国です。
もしあなたが南アフリカ留学を検討している方には、ぜひチャレンジしてほしいと思います。
治安の懸念もありますが、適切な対策を取れば安心して生活できます。
南アフリカ留学は他の国と異なるユニークな魅力があり、あなただけの留学体験談を作ることができます。
ボランティア活動や自然の豊かさ、多文化共生の経験など、他では得られない貴重な体験が待っています。
この記事を参考に、ぜひ南アフリカを留学先の候補の1つにしてもらえたら嬉しいです。
あなたの留学がより良いものとなりますように!