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大学一年生からバックパッカー!? 世界を股に掛ける歩夢さんにインタビュー

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大学一年生からバックパッカー!?

歩夢さんは19歳、大学一年生の時に1人で海外に行きます。それも一か国の小旅行ではありません。シンガポールマレーシアタイカンボジアと東南アジアのバックパッカーの聖地を駆け巡っていたそうです。

普通であれば、女の子1人でそんな旅をすることはいろいろな意味で難しいことです。では、彼女はどんな経緯で海外に行くようになったのでしょうか。。

英語という歩夢さんの武器

歩夢さんは小さい頃から英語を勉強していたそうです。高校、そして大学も英語を専門とする学校へ進学したといいます。そう、彼女の武器は英語だったのです。やっぱり海外で怖いことというのはコミュニケーションが取れるかわからない、そして英語が話せないという自己意識でしょう。

とはいっても、英語が話せるというのは一つの武器ではあるものの、それがあれば全て問題解決というわけにはいきません。海外=英語というのが一般的な認識かもしれませんが、東南アジアで英語だけで生きていこうと思ったら結構難しいことですし、どれだけ言語ができても、文化や習慣の違いから事件などに巻き込まれるケースも少なくありません。

しかも、歩夢さんは女性でありながら1人で海外に行っていました。このなかなかリスキーな行動の背景にはあゆむさんの海外という場所で、その空間を充実させるために重視しているものがあるからこそでした。

海外に1人で行くこと

歩夢さんは海外で大事なことは、「人との出会い。だから1人で行くことが多い」と話してくれました。いくら英語ができても、海外は危険が多いです。そんなリスクを負ってでも彼女が1人で旅をする理由は

「まず単純に1人が好きだから。1人で行動していると、自然と様々な人と関わる空間ができていた。もし出会いを求めている、コミュニケーション力をつけたいという方は、一人旅をしてみるのもひとつの方法かもしれません。」

このように話してくれました。

複数人で行くと、せっかく旅をしているのに、友達とだけ会話して、その思い出だけで終わってしまうことがあります。求めていることは人それぞれなので、何が正しい旅の仕方なんていうのはないですが、さまざまな人とコミュニケーションをとることを目的としていたあゆみさんは、1人で行くことを選択したそうです。

ちなみに、気をつけていたことは「夜に出歩かない」ことだそうです。それだけ、、?(笑)っていうが最初の感想でした。ただ、夜に出歩かないことは、ナイトマーケットやフェスティバルなど、夜に誘惑が多い海外では大切なことなのに守るのが難しいという側面もあるので、これから旅に行く人にとってはとても重要なことでもあります。歩夢さんはナイトマーケットなど夜に出歩きたい場合は、同じゲストハウスに泊まっている方々と一緒に出かけていたりしたそうです。

道の切り開き方

そんな歩夢さんが海外に行くことを決めたのは高校の教師のバックパッカーの経験が影響していたそうです。身近に海外を経験している教師がいることは、歩夢さんの行動力に関係している大きな要素でもありました。僕自身も海外へ行くことを決めたのは海外好きの先輩の講演会があったからでしたし、歩夢さんの経験にしても、僕の経験にしても、身近な人からの影響は大きいものです。

ただし、歩夢さんは英語という強みを持っており、高校も大学も英語に特化した学校を選んだということは、バックパッカーの経験のある教師でなくても、似たような経験を持つ海外の経験者と巡り合うことは必然だったように思います。

つまり、自分の行動や好きなことを続けることによって、その道を進んでいる先人や経験者と知り合える可能性が増えるということです。この意味では、自分の好きなことや得意なことを見つけ行動することは、今何かが変化するというよりかは、それによってさまざまな人と巡り合うことを可能にするということです。

旅人を支えるもの

歩夢さんはインスタグラム、noteでの発信で素敵な写真やこれから旅に行く人に有用な情報を発信しています。

写真を撮ることは歩夢さんの趣味だそうで、とても素敵な写真がインスタグラムにアップされています。海外という普段経験しないことを写真と通し、多くの人に知ってもらうことはこれから海外に行きたいと思っている人にとっては後押しされる一つの要因であるように思います。

そして情報発信について、歩夢さんは「自分の旅も人の経験を参考にしている。だからこそ、彼女の経験も誰かの役に立ってほしい」と話してくれました。旅でいい思い出だけで帰ってくる人はそんなに多くないと思います。失敗があってこその旅なんです。

でも初めて行く時は、臆病になってしまうものです。そんなときに心の拠り所になるのが、似たような経験をしている人たちのブログや発信者の言葉です。海外経験者の誰かのために自分の経験を伝えたいという想いがこれから旅に行きたいと思っている誰かに届き、それが循環し、旅人を支え続ける。なんか素敵ですね。

一度きりの人生、何をするかは自分次第!

歩夢さんの目標は30歳までワーホリで各地を転々としながら生活してみるということ、だそうです。もうすでにカナダのワーホリの申請は終わっているようで、2022年中にはカナダへ出発されるそうです。彼女の行動力は「やりたいと思ったら、年齢に関係なくする。やりたいという気持ちを大事にして継続する」ことだといいます。

「自分の人生だから。勿体無い。お金を稼ぐ方法はいくらでもある」

という彼女は、一般的には3年は続ける就職も一年でやめて、アルバイトをしながらカナダへの資金を集めいているといいます。「お金よりもやりがいが大事」と言うことは簡単ですけど、行動に移すことはそんなに簡単にできることではありません。誰もが一度乗ったレールから外れることに躊躇します。そうでないと他の人の目や劣等感に押し負けそうになるからです。

自分が何がしたいのかがわかっていても、それを行動に移すことはこの世の中ではけっこう大変なことです。でも、結局最後に自分の背中を押してくれるのはいつも自分しかいないんです。人生は一回です。自分次第でなんでも変えられる。そんなふうに思わせてくれました。これからカナダに行く彼女は普通の生活では手に入らない何かを求めて、自分の気持ちと正直に向き合い、人生を楽しむんだろうなぁ。と思いました。羨ましい。。

プロフィール

歩夢(ayumu)
大学一年生の時に東南アジアを旅する。大学生活の夏休み・春休みを利用し旅を続ける。海外ボランティアなどにも参加し、現在では19各国制覇。大学3年生で休学し、国際交流基金アジアセンター の「日本語パートナーズ派遣事業」でタイで約10ヶ月間、現地日本語教員のアシスタントとして活動。2022年からカナダのワーキングホリデーに行き、ワーホリで世界を回る計画を立てている。

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旅BRO

大学の2年生の時に休学してから50カ国以上を旅してきました。 旅行から始まり▶︎留学▶︎バックパッカー▶︎ワーホリ▶︎海外ボランティアの経験あり。 さまざまな国に行って感じたことや経験したことをコミュニティを通じて 共有していきたい! これから海外に行こうと考えている方のサポートができるような記事を書いていこうと思います。

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